奏多は剣を手に取ると、生身で周りにいるサーパスを切りつけた。

 

3体ほどのサーパスが淡い光となって消滅した。

 

「チッ、こざかしい! まとめて消え去れ!」

 

そう言うとディプラ・ボンザは奏多たちに向かって剣を投げつけた。

 

だが、それは空中で静止し、何者かによって受け止められたかのように、静かに、ゆっくりと地面に落ちた。

 

空中の一点に穴が開き、青い瞳を持った美青年が出てきた。

 

そう、それは紛れもないロルキーの世界の神、ロルキー・ソネマだった。

 

「目まぐるしいな。今度は何なんだよ。」、とボンザ。

 

ロルキー・ソネマは腕を自身の目の前でクロスさせて、精神を解き放った。

 

彼は人間社会の平和を保つために存在していた存在なのだ...

 

だが、精神を解放すれば彼の存在は消滅してしまう。

 

ロルキーの世界の今後は既に弟子に任せてある。

 

ロルキー・ソネマから放たれた光が奏多、かずと、ゆりなの3人に注がれていく。

 

彼らの背中に天使のような美しい羽が生える。

 

3人はミーティアの最終形態、ミラクルミーティアに姿を変えたのだ。

 

「今、ぼくの精神を解放して、波動を3人の潜在意識に託した。頼んだよ、ミーティアたち... この世界を守って、、」

 

そう言うとロルキー・ソネマは神秘的な美しい光となって姿を消した。

 

昼間だというのに周りには蛍が飛び交っている。

 

彼らの神秘的な美しい光は神の存在を象徴しているように見えた...