先日作ったフリフリフリフリキャミソールワンピですが

フリフリは全て切りっぱなし仕様になっています

 

 

 

もちろんそのままではドンドンほつれてしまうし

キレイなほつれ具合になるように処理はしてあります

ダメージ感がありますね

 

完成したばかりの写真はこれ

下矢印

アレ?全然違う雰囲気はてなマーク

お嬢様風ワンピ?

 

 

 

ズームしてみます

よーく見ると

端がほつれてないのと シワ感がないのでツルッとしてますね

 

 

 

 

 

この違いは

「洗濯」

 

 

 

デニム用語で「ワンウォッシュ」など

聞いたことある人も多いと思います

 

 

 

完成後、生地に糊がついたガチガチの状態から

一度洗濯をして履きやすくするのがワンウォッシュです

 

 

 

洗濯をすることにより、糊が取れて柔らかくなり

家庭での色落ちを最小限にし、

サイズも洗濯後の縮んだ状態にるためジャストサイズを選べる利点があります

 

 

 

実はこのワンピもワンウォッシュしてます

 

 

元々この生地自体がウォッシュ加工されている生地なので

色落ちやサイズを縮ませるのではなく、生地端の糸を

暴れさせて良い感じにほつれさせるためです

 

 

 

このワンピは洗濯後のほつれて、

シワ感が強く出たときの状態を予測して作っています

 

 

 

例えば同じデザインの物でも

甘い雰囲気にしたい場合は、端は切りっぱなしにはしないし

洗濯してシワが寄るような生地は極力使いません

 

 

「シワがあるからかっこいい」とは違いますからね

そうなるとシワができたらアイロンがけが必要になります

 

 

 

ギャザーをたくさん寄せるようなデザインは

アイロンかけるのも大変です

 

 

 

すごい可愛いデザインなのに

洗濯するとシワッシワになって、アイロンでもなかなかシワが取れない・・えーん

 

 

そうなると当然着るのをためらっちゃいますよね

(実は私の体験談)

 

 

 

完成させることに一生懸命になりがちですが

少し余裕ができたら、生地の事、洗濯後どうなるかも想像しながら

組み立てると良いですよ~