DJ SEO
01.Cardinals - Unreal
アイルランドの新人、エネルギッシュなインディ/ガレージ・フォークで00年代のギターバンドを思い出すようなサウンドがいい。今後にも注目ですね。
02.verity den - priest boss
ノースカロライナ拠点の2023年に結成されたばかりのバンド。不協和音で満ちた即興的なノイズビートにやや牧歌的なヴォーカルが乗った、エッジ―でシューゲイザーなデビューシングル。先日リリースされたALにも収録されています。
03.Tomato Flower - Saint
ボルチモア拠点のインディ/オルタナ4人組。ステレオラブを思わせる冷たいヴォーカルとカッティングギター、ドラムが絡み合った狂騒的なナンバー。デビューAL「No」より。
04.St.Vincent - Broken Man
4/26リリース予定の最新作「All Born Screaming」からの先行曲。前作の(ライブの)流れでロック・アプローチを強めた、尻上がりにデカくなっていくサウンドで(ゲストで叩いてる)デイヴ・グロールのドラムが入ってくると興奮するよね。新たな時代のロックスターだと思うし、PJ HARVEYとは別のベクトルで歩んでいるのも面白い。
05.Winnetka Bowling League - Sha La La
LAの新人トリオ。カリフォルニアらしい陽気に包まれたドリーミーでキャッチーなシャララ曲!今後もギタポ・アンセムを量産しそうなソングライティング力には期待しかないです。
06.Jane Penny - Wear You Out
TOPSのリードシンガーのソロ。ポップでキュートなのは変わらずですが、間奏のフルート、打ち込んだドラムなど、自分のサウンドをできる範囲で押し広げているのがいい。
07.Charki XCX - Von dutch
夏リリース予定の新作「Brat」からのリード曲は、ストレートかつ挑発的なエレクトロ・パンク・ポップ。前作がしっかりヒットしたその延長線上というか、原点回帰ともいえるサウンドで、フェス向けとしての火力も十分!ポップスターとしてもライジングしたい思惑も絡み合った中で繰り出された、手堅い一手という感じ。いいと思います。
08.Kaeto - Don't Ask
ロンドン拠点の新人カエトの3rdシングルは、90年代を思わせるトリップホップ~エレクトロニック/ダンス曲。ファンキーなリズムをかすめるように絡み合ったヴォーカルもグルーヴあっていいですね。
09.Yaya Bey - sir princess bad bitch
前作で一気に名を挙げたヤヤ・ベイの新曲は、ソウル~ジャジーなテイストそのままにディ―プ・ハウスに寄ったサウンドで踊らせにきてます。
10.Nourished by Time - Hand On Me
Dry Cleaningのリミックス(笑)以降スルーしてたけど、ようやく聴けるようになってきました。好評だったデビューALの後、XLとサインしてリリースする最新EP「Catching Chickens」より。良くも悪くも「濃い」ヴォーカルと、独創的なテクスチャーによるエレクトロ・ポップ。
11.Vansire, MUNYA, JORDANN - Years Roll By
米加加のトリプル・コラボ。Men I TrustやPhum Viphuritを思わせるレイドバックしたサウンドが心地よすぎ。
12.San Cisco - Honeycomb
オーストラリアの人気インディーポップ・バンドの新作5thより。ドリーミーでスウィートなムード漂うシンセ・ポップで、クラシカルな作りながら安定のソングライティングが光っています。
DJ GAMMY
13.Bombay Bicycle Club - Better Now (ft. Rae Morris)
アルバムに入れるにはちょっと毛色が違うコラボ曲で固めた新EPより。ドライブするベースとホーンで疾走するアップリフティングな曲。ってことで調子良さそうでなにより。
14.Salt Cathedral - Off The Walls
デュオになってからも様になってきたコロンビア出身のブルックリンで活動するソルトカテドラルがここに来てギターポップをドロップ。相変わらずのギターのセンスに脱帽。
15.Forest Law - Ooo, I
ジャイルスピーターソンのfuture bubblers出身のクリエイター。アフリカン&ブラジリアンでオリエンタルなサイケブギーだか、Animal CollectiveやMGMTらインディサイケポップにも通じるところも新鮮。
16.Snips - The Conception
UKヒップホップを支えてきたSnipsによるレアグルーヴブレイクスEP。このメロウでソウルフルなサンプリングコラージュB-BOYハウスはもはや名人芸。
17.KOKOKO! - Mokili
楽器も手作りのDRコンゴのDIYバンドによる新曲。後半テンポアップしてディスコパンクの熱狂を落とし込んだ、newアルバムに期待できるライン。
18.Guile - What We Go
ブエノスアイレスのガイルの新曲。パーカッシブなレイブかと思いきや、アシッドならまだわかるがそこによくわからんヒップなヴォイスサンプルが刻まれつつもカッコつけてくる楽しい楽しいアッパーハウス。
19.Joe Goddard, Fiorious - New World (Flow)
Hot Chipのジョーゴッダードとイタリアのフィオリアスの何回目かのコラボ。良いヴォーカルを自分の音に活かしきったお見事なユーフォリックハウス。
DJ Case
20. Machinedrum - ZOOM feat. Tinashe
Travis StewartのプロジェクトであるMachinedrum、5月にリリースが予定されている新AL『3FOR82』より。独立後、よりアンダーグランドな方向へと舵を切ったTinasheをfeat.、刺激的な歌詞・語り口と内省的なサウンドがばちりとハマっています。
21. Lapsley - 4AM Ascension Day
話題作Little Simz『Drop 7』をプロデュースしたJakwobを迎えた、孤高の歌姫Låpsleyの新たなプロジェクト。ミニマルR&B×ドラムンなトレンド感も押さえつつ、後半にかけて増していく力強さにグッと掴まれます。
22. Clothing, Amber Coffman - Kingdom
カリフォルニアを拠点とするAakaash IsraniとBen SterlingのデュオClothingデビューシングル!Sylvan Essoを思わせるような温かみのあるサウンドとその複雑性をAmber Coffmanが中和した良曲。
23. Kacy Hill - You Know I Love You Still
爽やかな春・夏を感じるインディーソングが到着。Kacy Hillの特徴である煌びやかなエフェクトと儚いヴォーカルが心地良い、音楽そのものに向けたラブソング!
24. AUDREY NUNA - Starving feat. Teezo Touchdown
米国ラッパー/R&BシンガーAUDREY NUNA新曲。Teezo Touchdownをfeat.しているが、不思議とどちらのスタイルとも違う、2021年私的フェイヴァリットAL『a liquid breakfast』のダークな雰囲気からも一転、センス溢れるドリーミーなインディートロニカポップソング!
25. Matt Champion - Slug
ご存じBROCKHAMPTONの元メンバーMatt Chanpionは目下ソロ作の準備中、こちらはそのALより2ndシングル。BLACKPINKのJENNIEからDijionまで、元ボーイバンドという立ち位置をフルに活かしたプロダクションに期待しましょう!
26. ScHoolboy Q - Yeern 101
今年のRAP界はこの人で決まり、と言わんばかりの超攻撃的で2:20を駆け抜ける容赦のないフロウ!Kendrick Lamarが<Top Dwag Entertainment>を去った今、必然ともいえる覚醒か。
DJ PIGSY
27.twenty one pilots - overcompensate
5/17リリースのアルバムから先行リリースされたこちら。前作のポップ路線から今回は変わって映画の主題歌ですかって言うくらい展開もあってデカい音楽しててかっこいい!イントロで5thアルバム「Trench」の曲'Bandito'の歌詞を引用していろところからも、今回のアルバムは以前のオルタナ、エモに戻ってきそうな感じもしますね。
28.Catfish And The Bottlemen - Showtime
ついに復活!間も無く告知される新アルバムから先行で新曲がリリースされましたね。既に今年のReading & Leedsのヘッドライナーとアナウンスされていたのでだいぶ期待値が上がってはいましたが、これならファンも納得といった曲!
29.Between You & Me - In The Middle
オーストラリア・メルボルン出身のポップ・パンクバンド。Neck Deep、State Champsあたりに続く正統派のポップパンクという印象。Aメロで疾走感、Bメロで少し落として、サビでドカン!これでいいんだよ!!って感じで僕好みです(笑)。
30.Noisy - ALL OF U
イギリスの3人組ヒップホップバンド。この新曲は以前と音楽性の変化があるわけではないけれどライブで盛り上がること間違いなしのアンセム的なナンバー。YONAKAのEUツアーのサポートが決まったここぞと言うタイミングでリリースしてくれました。