2021年9月に購入したエンデュリスタンのバックパック『ハリケーン25L』この2年と半年の間、晴れの日も雨の日も寒い日も暑い日も通勤からツーリングとほぼ毎日使用し続けてきた。
今回はそんなハリケーンの感想を残したいと思う。
初見の感想などは第六十五話からどうぞと言うことで、まずこのバックパックを使い続けてきて不満とまではいかないものの気になるというかここがもう少し!って箇所がいくつかある。
まず1つ目
25Lでも意外と物が入らない。
コレは普段持ち歩く荷物の量にもよるだろうが、ツーリング先からケーキを持って帰ったこともあるしそれなりに荷物は入るのだけど…なんと言うか見た目に反して意外と入らない。
背負った感じかなり大きめのバッグに見える。
ツーリング先でのお土産、会社帰り寄り道して買い物などなど普段の荷物プラスアルファが少々キツイ。
コレなら持って帰れるだろうと小さめの物をチョイスしても意外と入らないって事が何度かあった。
その時はバッグの中身テトリス&力技に頼ることになる。
背面ポケットと底面ポケットは便利ではあるがメインの荷室に張り出してるので実際荷室は3分割されてると考えていいかもしれない。メイン荷室は実質黄色の部分のみ
小物を振り分ける分には便利で良いけど箱物のお土産など嵩張る物の収納にはあまり適さない。
無理に突っ込もうとすると生地の頑丈さも相まって逆にお土産の箱がくしゃったりする。
まぁそれでも第六十五話で記載しているが弁当や雨具、通勤フルセットをなんとかメインの荷室に突っ込む事はできるので個人的には及第点といったところ。
次に2つ目
このバックパック自体が大柄な人が装着するのを想定されて設計されているのか、もう少し肩ベルトの調整幅があれば良いなと思った。
私のハリケーンの肩ベルトは最大限に縮める方向で調整しているのだけど「もうちょい縮めたい」って感じの調整感になっている。
別にブカブカって訳ではない。もうちょい締め上げたい。そんな体格が良くないおっさんの要望であくまで気持ちの問題。
3つ目
無料で制作してくれるプレートをスイス?の海外サイトに発注しなければ謎のマジックテープのメス側だけが残る。
語学能力0のおっさんにはかなりハードルが高かった。
ただそんなおっさんでも注文出来たのでプレートが欲しい方は是非発注してみて欲しい。
海外から封筒が届いた時は感動した。
今後我が家に届く事はないであろう海外からの封筒は今でも大事にしまってある。
最後に4つ目製品としてはコレが一番気になる箇所と言っても過言ではないかもしれない。
謎の繊維が出てくる。
切っても切っても気づいたら出てる謎の繊維。
バッグの各部分からひょろっと出てくる繊維。
…
…
…
気づいたら穴が空いてるって事ないよな?
一応気になるとこはそんなとこだろうか。
ネット上での評価というかレビューというかこのバッグを使うにあたっての一番気になるであろうバックパック自体の重みやジッパーの硬さは2年も使えば…
普通に慣れる。
そこらのバッグと比べりゃそら硬いし重いけど…。
何も感じなくなる。ただメンテというかジッパーには1〜2ヶ月間隔くらいで付属のシリコングリスを少量塗り込む必要有り。
あとはハリケーンのここがいいぞ!ポイントを書いて締めたいと思う。
防水性能は最強。全く問題なし。ジッパーさえ完全の閉めることができたら泳げんじゃないかってレベル。
雨天フェンダーレスの跳ね上げで泥だらけになるが適当に濡れタオルで掃除。水ぶっかけて洗うことも出来るっぽい。
ジッパーもバッグ前方にあるため雨天事であってもバッグ内に水滴が入らないよう工夫されている…と勝手に思っている。
生地も最強レベルでとにかく頑丈。破れるという事とは無縁な感じ。
逆にどこかしらが破れたとか聞いたら「どういう経緯で破れたんですか!?」と聞きたくなる。
コードが切れるとかバックル破損とか生地以外での破損はあるかもしれないが…まぁ何かあればまた記事にしたいと思う。
バッグ下方に反射塗料でプリントされたEのロゴマークは夜間かなり主張してくれる。
バッグ側面のモールによる拡張性の高さ。ここに買い物袋ぶら下げて荷物が入らなかった時の最終手段として活用。
普段はキャップとか予備のゴーグルとかをぶら下げている。
ツーリング帰りに牛丼をぶら下げて帰った経験あり。
冒頭で不満点をいくつか挙げたもののお気に入りのバッグ。購入して良かった。
普通のバッグと比べたら使い勝手は少々劣るところもあるだろうが見た目カッコよく良いバッグなのでおっさん的にすごくオススメしたいバッグではあるものの
値段が高いのがネック。…というか高くなった。
私が使用している25Lバージョン購入した2年前の販売価格は¥22800 Amazon(販売はジャペックス)だったのだが…
2024/3時点の価格は¥31900と1万円近くの値上がり。
ちなみに購入履歴を見返してみるとおっさんはAmazonポイントフル活用して15000で購入していた。
材料費 輸送費 人件費の高騰?値上げの背景はわからないけどちょっと手を出しにくい価格となったのは事実。
おまけにAmazonで売り切れてるのかハリケーンの取り扱いがなくなっていたのもAmazonユーザーには痛いところ。
他のエンデュリスタン製品はあるのにハリケーンだけなかった。
あとはこの3万の価値を見出せるかどうかだが…本気でハリケーンの頑丈さが必要とされるようなハード状況で使えるバッグというなら購入を検討する価値はあるかもしれないけど。
ぶっちゃけ普段使い程度ならオーバースペック過ぎるので登山用とか軽い防水バッグのが便利なんじゃないかなと思うのが率直な感想。
使い勝手を多少犠牲にしてでもこのカッコいいフォルムや最強レベルの防水性と耐久性に惹かれたのであればこのハリケーンを検討してみてはいかがだろうか?きっといい相棒になってくれるはず。
追記:購入の前に2024年6月更新ハリケーンに穴が空いた話もどうぞ。