今年の冬は暖冬らしい。

ではバイク乗りにとって今年の冬は乗りやすいのか?と言われると…。

 

 

 

んな訳あるか!毎日クッソ寒いわ!…となる。

 

 

毎朝冬用グローブとインナーグローブでしっかり防寒対策をして出勤するものの、結局のところどんだけ良い冬用グローブを使おうが会社に着く頃にはキンキンに手が冷えて痛いのである。

 

流石に毎冬キツいと感じ始め電熱グローブの購入に踏み切ることにした。

 

…で購入した電熱グローブがコチラである。

 

国内バイク用品企業開発とは書いてはいるがどこのメーカーが出しているのかは不明。

 

正直購入するに当たっては色々迷った。

有名どころの電熱グローブはハズレないだろうと思うがなんせ高い。

その上バッテリー別売りとなっているためそこそこな出費になりそうなのでひとまず却下。

 

だからと言って安物は怖い。

 

そんな中目に入ったのがコレだった。

 

 

若干高めの8900円だけどバッテリーや充電器など揃ってる事と国内企業開発って事で安心感が得られるならと購入を決めた。

 

早速開封。

 

極寒を共に乗り切ってきたフラッグシップのグローブと比較。

 

個人的な主観であるがフラッグシップの方が圧倒的にカッコいい。

 

前日に充電しておいたバッテリーを繋ぎ手首のポケットに収納する。

結構出っ張るので重ね着と相性悪い。

 

出勤5分前に電源を入れ温めておく。

とりあえず設定は55℃

設定温度は45℃〜65℃まで5℃刻みの5段階設定。

 

ちなみに55℃は自販機のホットコーヒーくらいの温度なのでかなり温かいのではないかと期待。

 

バイクを準備して身支度を済ませてグローブに手を突っ込む。

 

 

 

 

うん…確かに暖かい

 

…が!

 

拍子抜けというのが初見の感想。

比較対象がないのでこのグローブが優れているのか判断は出来ないのだが…

まぁ電熱グローブ初体験が故、私自身電熱装備に対する期待値が非常に高かったのかもしれない。

ホットコーヒーを握りしめたくらいのハッキリわかる「あったけーー!」を期待していたがそうではなかった。

ほんのり暖かいのである。

 

コタツに手を突っ込んでるというよりコタツで温めたグローブに手を突っ込んでるという感じだろうか。

 

なるほど…コレが電熱か…と思いながらバイクを走らせ会社へと向かう。

 

走り始めた時点でフラッグシップはすでに防寒の意味を成していないほどに手が冷たくなるが、この名もなき電熱グローブは初めに味わったほんのり暖かい状態をキープし続けている。

 

コレはすごいぞ。手が全然冷たくならない!

 

会社に到着するまでの数十分の間手は一切の寒さを感じる事なく会社へと到着した。

 

コレが電熱の力か…。

 

ハッキリと手に伝わる「あったけー!」はなかったが、ほんのりあったかキープで保温性は良好。

 

電熱グローブとしての評価としては冒頭でも伝えたようにあまりにもほんのり過ぎて若干の期待外れ感はあったものの、結局のところ冬用グローブとして考えれると手が冷たくならなければ良いわけで、その辺りは問題なくカバーしてくれる保温性は優秀なグローブであると感じた。

あとはツーリングなどの長時間使用でどう感じるかだが今年はもう走らないので試すのは来年となる。

とりあえず通勤用等短時間での使用はすごい便利だ。

 

 

もうちょい早く手を出すべきだったと感じた。

 

ひとまず保温性には満足したが以下気になった点。

 

まずフラッグシップの冬用グローブと比較にならんぐらいのゴワつき感。

操作性はかなり落ちる。

要は慣れれば問題ないのだけど多分実店舗で試着しちゃうと躊躇うレベル。

 

続いて先述したがグローブの口が狭いのとバッテリー収納で手首周りが出っ張るので重ね着との相性がイマイチ。

出来ないことはないがフラッグシップのグローブと比べると綺麗に収めにくい。

 

帰宅時片方45℃ もう片方65℃設定で走ってみたが違いがわからなかった。

本当に温かくなってるのかちょっと疑問に思うところがある。

 

あと期待はしてなかった部分としてグローブのままスマホ操作が可能ってのがあるが、意外や意外めちゃくちゃ操作出来てびびった。大概反応せずで結局グローブ脱いで操作するんだけどコレはまんまいけそうだ。

 

とりあえず軽く使用してみて感じたのはこんなとこだろうか。

あとは来年のツーリング時の使用でどういった感想になるかまた感じることがあれば追記として記載したいと思う。

 

三ヶ月後の感想はコチラから