梅雨入りして中々天気が噛み合わずバイクの乗れない日々が続いておりモヤモヤした日々を過ごしていたが、本日は待望の晴れ日。

「ここを逃す手はない!」という訳でツーリング計画始動。

 

目的地は兵庫県 豊岡市出石町。

 

数年前に第二十七話で娘と行った出石城跡を目指す。

 

目的は一つ

 

皿そばを食して認定証を貰う!である。

 

というのも娘とツーリングに行った時昼飯に皿そばを食べているのだが、

◯◯皿以上食べて認定証が貰えるという事は店先に書いてあるので知っていたもののチャレンジ出来ない理由があった。

 

単純に財布に金が入っていなかったのだ。

 

それ以来頭のどこかに皿そばの認定証の存在がありツーリングにもう一度行かないとなぁと思いつつ数年の月日が経過。

という経緯があり本日何年かぶりに出石を目指す旅へと出発する事となった。

 

3ヶ月ぶりに走る兵庫県方面を目指してAM6:00夫婦で自宅を出発。

道の駅で休憩を挟みつつAM9:00出石に到着。バイク一番乗りだ。

 

しかし暑い。

 

出発前、簡単にロンT1枚で行くかと悩んでいたのだが「漢は黙ってレザージャケット!」と何処からともなく聞こえて来たものだからレザー羽織って来たけど…。

 

ダメだ暑すぎる。

汗だくになりながら出石城跡周辺をブラブラ散策。

 

とにかく暑すぎるのでなんか冷たい物食べれそうなお店に避難しないか?とお店を探していたところ

皿そばのお店がすでに営業中である事を知る。

時刻はAM9:00

 

…朝食ってなくて腹も減ってるし…。

 

おっしゃ!一丁やったるか!!

 

朝飯代わりに皿そばに挑む。

 

お店によって認定証が貰える条件は様々の様だが私がお邪魔させていただいたお店は男で皿そば20枚完食で認定証を貰えるそうだ。

 

今日はコレを目的で来たのだ。

挑まない理由がない。

 

漢の20皿注文。

中々圧巻の光景である。

 

一皿一皿テンポよく胃の中へと投入していく。

20皿っていけるか?と多少不安があったが腹が減ってるだけあって余裕余裕。

 

 

 

と思いきや個人的に15皿が一番丁度いい量かもしれない。

最後2皿は割と気合いで食い切る形となった。

 

出石では食べた皿の高さが箸の高さと同じくらい食べる人をそば通と呼ばれていたらしくその枚数が約20枚だそうだ。

 

なんとか無事目的の

皿そばの証ゲット!

 

ちなみに35皿食べた人にはビッグバージョンが貰える様で…。

 

…流石に無理。

 

食後にそばソフトを食して

 

出石城跡へ

 

以前娘と来た時にも気にはなっていたコレ。

有子山登山口。約1kmの登山道。

 

 

 

どうしようかと悩んでいるところに奥さんが「行って来たら?こっちは待ってるけど。」と他人事の様な無責任発言。

 

いいだろう。

四国の高屋神社の登山道を踏破した実力。

ここで見せてやる!!

 

 

奥さんを残しおっさん1人有子山登山道へ

 

歩き始めて数百メートル。早くも後悔する。

 

勾配キツく 足場も悪い。体力が一気に奪われる。

すぐに息が切れ 足が思う様に進まない。

 

ヤバ…ここヤバいわ。

 

汗が滝の様に流れ出る。

頭では分かっているが中々次の一歩が出ない。

 

何度引き返そうと思ったか…。

 

 

登山道へ入って約40分。

 

見えて来た頂上。

 

なんとか登り切った…。

 

そこには出石市街を見渡せる絶景が広がる。

 

あとから聞いた話。

私が登山道へ入ってから数人登山道への挑戦者がいたらしいが私はその道中誰とも会う事はなかった為リタイヤしたと思われる。

 

そんぐらいキツかった。

 

頂上の東屋でしばらく休憩。

もうここで寝たい。

 

夜は星空綺麗だろうな。

 

なんて事も言ってられないので下山。

 

ちなみに駐車場から見える印の辺りが東屋。

 

そして出石観光センターにて頂上まで登った記念品を頂く。

 

さて、ここから帰宅となる訳だが…。

 

おっさんの体力0。

 

もう登山で力使い果たしたんだけど…。

 

ヘロヘロになりながらもバイクに乗ってPM5:00無事帰宅。

暑いし疲れた。

 

本日の走行距離315km  平均燃費72kmと久々の70オーバー。

そういやグロムに乗り出して300km越え無給油は初めてかも。

 

今回の教訓 ツーリングと登山は相容れないので避けるべし。以上