昨日はプロデューサーが仕事してるスタジオに遊びに?というか自分のこれからを相談しに行ってた。

中に入るとリリース予定の曲を朝から作り続けてて、少し疲れ気味のプロデューサーが仕事をしていた。

少し休憩の時間に、色々話した。もっと早いうちから色々指示が欲しかったこととか、どうしたらいいかわからなかったことまで、色々話した。

結論を思い出すと…要はまだ俺のレベルが低く、CDを出す所にまで達していないと言うことだった。

…それも早く言ってくれよ…とも思ったけど、やっぱ一理あるにはある。

うちのプロデューサーの方針は…放任主義に近い。 人は他人に何か言われたから変わるという訳じゃないと思うから、もっと自分はどうしたいか、何をやりたいのか、上手くなるためには何をすべきなのか、自分で考えて動いてほしい。

その動きを見た上で、ああした方がいいとか、こうすべきだというアドバイスをしていく。 何かあったときには、もちろん全責任は俺が持つ。…ということだった。

あとは今の音楽業界を見ても、一枚目が売れなかったら二枚目以降を出すのは至難の技で、本当の実力がついてからじゃないと未来がなくなってしまうから…とも話してくれた。

二年間は確かに長かったし、その期間やっぱりそういう話を最初にしてくれれば、きっと今は違う状況で…

…やっぱイラっとするとこは否めなかった。


でも今までしたことない話をたくさんして、少しプロデューサーと近くなれた気がした。


どうせ俺から歌とダンスをとったらなんも残らないし、ここはいっちょ








スタートを切ろう。というか切ってる。

まずは圧倒的実力をつけてプロデューサーを認めさせて、より多くの人に自分の歌に、ダンスに、触れてもらえるように。

23歳は遅いのかもしれないけど、スマートにはいかないけど、這い上がって輝くために。


今スタートを。
ブログって、暇な人がかく下らないものだと思ってた…けど、実際に書いてみてかなり役に立つことに気付いた。

まずは悩みを吐き出すことでストレス発散ができること。意外に結構スッキリする。

次に、これが一番でかいと思うんだけど、自分の声が聞こえてくること。

あまり人に自分の話をしない自分にとっては、自分の声を間接的に知ることができるから、

考えを整理できるし何より情報過多の今の時代、見失いがちな軸っていうのを保つことに一役かってるような気がする。

…真面目なこと書いちゃったけど、最近ほんとに自分を押し殺しすぎてて、自分の声が全く聞こえなくなってた自分にとっては本当に重要で、結構救われてる。

さて、歌の方だけど相方はやっぱりプロデューサーのやり方に納得できてないみたいで、はっきり言ってユニットとしてやることからは

少し距離をおきたいみたい。 俺も確かにその気持ちはあるし、わかるんだけど…

やっぱりやっとこの歳になって掴んだチャンスだから、プライドうんぬんよりしがみつきたい。一歩進みたい。

やり方が気に入らないなら、自分が売れてからどんどん意見を言っていきたい。

もう足踏みはしたくないから。 今週中にはプロデューサーに話をして、新たなスタートを切ろうと思ってる。

一人でできるかも、それをプロデューサーが許すかもわからないけど、


一歩前へ。
今日は久しぶりに友達と過ごした一日だった。 今までは大体彼女(付き合って二年目。相手から四回告られて、最終的に俺から告った)と土日過ごしてたから…

今はお互い仕事が忙しくて結構会えなくなってて…

最近は関係がぎくしゃくしてきてる…。

それはおいといて、友達とあんま遊ばなくなった理由は、めんどくさいし無駄な時間だと思ってたから。

本読んで色々勉強したいし、歌とダンスの練習もしなきゃいけない、ってなかでただ時間を過ごすのを

ハングリーな自分がいつも『それでいいのか?他にやることたくさんあるんじゃないか?』って焦らせてたから。

そいつは俺が気分転換しようとしてるときも現れて、気が休まるときはほんとここ二年くらいないほどだった。


でも、

今日久しぶりに友達と色々話す中で、彼女との関係、歌での悩み、ハングリーなもう一人の自分に対する悩み、仕事の悩み、すべてに答えが見つかった気がする。


答えは…『一歩踏み出すこと。』だった。


彼女との関係…いつも追いかけるのは彼女の方で、俺は追いかけてくれるのを待ってるだけだった。

仕事…上司に『お前は遠慮しすぎだ』って怒られるほど遠慮しがちだった。

歌…事態が好転するのをひたすら待ち続けてた。


この三つはすべて、勇気をもって一歩自分から踏み出すことで解決できることに気がついた。

ハングリーな自分に対しては、その存在を認めながらも、休むべき時は休んでいいんだよって言ってそいつを抑えてくれる自分を持つことが大事だって気付いた。

それに気づけたのも今まで無用に感じてた友達の存在だった。

話を聞いて気づくのはもちろん、

自分から話をすることで、絡まってた糸を自分でほどいてることにも気がついた。


荘子の『無用の用』じゃないけど、全てのことには意味があるって気づいた。

友達には感謝したいと思う。本当に俺なんかと友達でいてくれてありがとう。



まずは来週の土日、今まで自分を邪魔してたプライドは捨てて、正直な好きの気持ちを彼女に伝えたいと思う。

ほんとに小さい一歩。


だけど確実な一歩を踏み出す。


…季節は、もう秋に変わろうとしている。