人混み | 物質の下僕

物質の下僕

語りえぬものには、沈黙しなければならない












let me have my enemies butchered

よりによってこの時期に、

銀座のデパートの地下へ。

大変な混雑。

ただ人が多いだけではない。

ブラウン運動状態なのだからたまらない。

特にいい年をした男はいかん。

ほとんど目的なくそこに存在する。

焦点の定まらぬ視線をふらつかせ、よたよたと。

デパートに買い物に来たのはかなり久しぶり。

状況は予測していたものの、体感的な記憶がなくなっていた。

実際にそこへ身を置くと甚だしく不快。

かつての不快感が記憶の底から蘇ってきた。

店員の質の高さに救われた。

このデパートは人的資源の回復に成功したようである。


しかし、、客はひどい。エントロピー無限大。

これが嫌で何でもネットショップに頼っていたのだが、年末押迫って緊急に必要なモノはやはりリアル店舗しかない。

もう、かつての様に2軒も3軒もハシゴする元気はない。

今日は朝の散歩もあわせてすでに14000歩を超えてしまった。