にわかに注目されている言葉のような気がします。
今、議論されているのは特にiPhone3GSにおけるテザリングです。
簡単に言うと、iPhoneをPCに継いでモデムにしてしまうということ。
つまりこの技術を使えばiPhoneが電波をキャッチできるところならどこでもPCをインターネットに接続できることになります。
今回のOS3で可能になったようなのですが、その機能はロックされています。
アメリカではAT&Tが近く、このサービスを月額70ドルで提供するとの情報もあります。
日本はどうかと皆がソフトバンクに熱い視線をそそいでいましたが、株主総会で孫社長はその可能性を否定しました。
含みを残すとかそういうレベルでなく、シャットアウトという感じです。
それはソフトバンクの持つ帯域に余裕がないからのようです。
PCをつなげば当然のことトラフィックはiPhone単独の比ではなく、十倍~数十倍に増える可能性があり、そうなると今のソフトバンクの能力では一部のヘビーユーザーに独占されてしまい、甚だしく公平を欠くことになる、というのが孫氏の説明です。
ごもっとも。
いやはや手詰まりです。
ネットを探すと、テザリングが可能になる方法が公開されていますが、ソフトバンクが認めていない以上、ある日とんでもない金額の請求書を受け取るか、その金額が引き落とされたクレジットカードの明細を目にするはめに陥るかもしれないということなのです、現状は。
どんなにiPhoneが素晴らしくても、PCをネットにつなぎたいと言う衝動は抑えがたいものがあります。
孫氏は同じその席上「通信料金が青天井なら、、、」とおっしゃったようですが、それならいっそ私はイリジウム(倒産した?)を使いますよ(笑)。