みなさんは放送受信料を支払っておられますか？ 私は、現在支払っておりません。
これは不祥事に対するいわゆる抗議とか、ましてやズルをしているわけではありません。
とにかく映りがひどいんです。 ゴーストといわれる都市に特有の現象で、画像が３重になっています。 いわば不良品なわけです。 不良品にはお金を払えないですよね？
都内に住んでいれば、程度の差はあれど電波障害は当たり前といえば当たり前。 ですが、私には数十年の確執があるのです。 昔住んでいたところでは、今よりひどい電波状況でした。 その時、集金に来たＮＨＫの職員は「近いうちに衛星が打ち上げられて、電波障害は解消される」と言ったのです。 それが当時のＮＨＫの公式見解であったかどうかは今となってはわかりません。 それでも受信料は払い続けていました。
それがどうでしょう。 衛星は打ち上げられて、衛星放送は始まりましたが、それはより収益性を優先した、まったく言われていた趣旨とはかけはなれた、別物でした。 「騙された」 それが私のその時の感想です。
ですからそれ以降、私は自分が納得する品質の放送が受信できない時は支払わないことにしました。
何回かの引越しに伴って、受信状況も変化しました。 その都度、その状況に応じて支払ったり、支払いを停止したりしてきました。
それで、今は私の要求する品質を下回っていると判断しているので、支払いを停止しているというわけです。
今、受信料の不払いはかなり問題化してきており、ＮＨＫも訴訟など態度を一部硬化させていて、泥沼化一歩手前です。
支払っていない人の中には、けちくさい根性から支払わない理由をいろいろこじつけて屁理屈を言う人もかなりいるようですが、それは大間違いであると思います。
ＮＨＫの方針、態度もどうかと思います。 近い将来の地上デジタル放送では、スクランブルをかけないと言っていますが、スクランブルをかけるべきです。 それならＮＨＫの放送を必要としない人だけが支払わない。いわゆるズルをして、見ているのに支払わない大多数を排除できて、最も公平だと私は思うのです。
もちろん、受信状況が著しく劣悪な環境（不良品）で受信料を徴収する愚を繰り返すようなら、罰を与えねばならない。
同時に行政は、きっと市場に現れるであろう、スクランブル解除の機器を強力な罰則によって規制しなければならない。
どうですか、みなさんは受信料を支払っていますか？ 支払わないならばその理由は天に恥じない理由ですか？