講演を聴く 塩川氏 | 物質の下僕

物質の下僕

語りえぬものには、沈黙しなければならない












let me have my enemies butchered

塩川正十郎 氏の講演を聞いてきた。ある方が主催する、いわゆる勉強会である。

そうそう、私は勉強に行ってきたのである。 塩川氏のことなどちょっとも知らないやつは、遊びに行ったんだと思っているようだが、塩川正十郎を知らんととは、、、、無知にもほどがあろうというもの。

本日の要旨は、グローバル経済によって日本の収益構造がどう変化しているか、そしてそれを下支えするには外交が大切であるということ。しかし、小泉内閣時代には外交が事務方レベルのみで、実質的に政治を反映できなかったこと。その遠因は、二つの特別措置法の成立で国会が浪費されてしまったこと。今後こんなことがないように、集団的自衛権を政府の判断で実行できるよう、法的条件を定める必要があること。

マスコミの不誠実さにはほとほと頭に来ているらしく、何度も言及していた。

行政改革推進法は小泉純一郎の遺言であるということ。

日本の国会議員は後援会の議員であり、国のための国会議員ではないという発言もあった。
族議員の弊害についても、実感のこもった言及がなされていた。


若い人たちをもっともっと教育しなければならないと、痛切に感じた。正直な話、いい年をした人々はもう処置なし。今日の話だって、会場にいたどれほどの人が理解できたのやら。頭の中身はトコロテン、みたいな人たちばかりである。