管理責任 | 物質の下僕

物質の下僕

語りえぬものには、沈黙しなければならない












let me have my enemies butchered

千葉県が訴えられた裁判、動物園の管理に責任のあった千葉県に賠償請求を認める判決がでたようだ。子供が園内の植え込みを囲むように設置されたベンチにすわろうとしたところ仰向けに転倒、頭に枯れ枝が刺さって数日後に死亡。枯れ枝を取除いていなかったことで県の管理責任を問う訴訟をおこしたということだ。
では親の管理責任はどうなのだ。子供が転倒すればけがすることが予測できたはずだと判決ではのべられているが、その程度の予測は親がすべきではないのか。誰がどこでころんでも怪我しないようにと管理を要求されたら木なんか植えられないし、それこそあらゆるところをマシュマロで作らねばなるまい。しつけのできていないガキが走り廻って回転ドアに飛び込んだりエスカレーターを逆走したり、馬鹿面した親の不注意まで面倒をみなければならない社会のコストをだれが払うというのか。
とりあえず、自分の子供にしつけのできない親には私はそのコストを払わせるべく努力を惜しまない。

うちのコドモは何しても良い子だ。