皆様こんにちは。
この週末は、叔母がフルーツの王様といわれているドリアンの農園を営んでいるチュンポーン県に来ています。
ちょうどドリアンの収穫期を迎えており、以前から一度見てみたいと思っていた収穫の様子を見学させてもらっています。
叔母家の庭に沢山のドリアンの木が植えてあり、どの木も収穫期を迎えた実がなってました。ドリアンの実は平均4-6キロになり、枝は無数の紐で支えられています。
皆さんご存じのように、ドリアンは硬く鋭いトゲに覆われており、木の上から落ちてくる実を下で受け止めるのは大変危険な作業です。
しかし、そこは熟練の職人。15〜20mもの高さから落とされたドリアンを、麻袋を一瞬で大きく広げ、まるで野球のブルペンキャッチャーのような見事な身のこなしで受け止めます。「パチン!」という乾いた心地よい音を響かせながら、重いドリアンを次々とキャッチしていく姿は圧巻。その熟練の技術には思わず見入ってしまいました。
しかし、そこは熟練の職人。15〜20mもの高さから落とされたドリアンを、麻袋を一瞬で大きく広げ、まるで野球のブルペンキャッチャーのような見事な身のこなしで受け止めます。「パチン!」という乾いた心地よい音を響かせながら、重いドリアンを次々とキャッチしていく姿は圧巻。その熟練の技術には思わず見入ってしまいました。
それがこちらです!
私も体験させて頂きました。
頭上3〜4メートルあたりの低い位置から。😅
最初はうまく受け取れませんでしたが、次第に慣れました。
作業は半日かけて行われピックアップトラック2台分が収穫されました。


形が悪かったり、変色してしまったものは作業員同士で試食です。


狩ったドリアンは熟れが早いので、その日のうちに町の市場へ出荷しなければいけないそうです。
市場は、タイ南部の各県とバンコクをはじめとする中部を結ぶ幹線道路沿いにあり、大小さまざまなドリアンのバイヤーが軒を連ねます。
市場は、タイ南部の各県とバンコクをはじめとする中部を結ぶ幹線道路沿いにあり、大小さまざまなドリアンのバイヤーが軒を連ねます。
バイヤーによって買取基準はさまざまです。高品質なドリアンだけを高値で買い取る業者もあれば、品質は標準的でも幅広く受け入れ、比較的リーズナブルな価格で買い取る業者もいます。
また、中国語が書かれた看板を掲げるバイヤーも数多く見られ、さらにエアコンを備えた大型トラックが頻繁に出入りしていました。こうした光景からも、ドリアンに対する中国市場の需要の高さと、その存在感の大きさを実感することができました。
すると叔母が、「手を振って『結構です』という感じで合図して」と言うので、私は窓を開けて軽く手を振りました。すると、その男性はすぐにスピードを落とし、並走するのをやめて去っていきました。
実は彼は、特定のバイヤーに雇われた「客引き」のような存在で、農家をそのバイヤーへ案内し、成約するとコミッションを受け取る仕事をしていたのです。ドリアンの収穫シーズンならではの、興味深い光景でした。
実は彼は、特定のバイヤーに雇われた「客引き」のような存在で、農家をそのバイヤーへ案内し、成約するとコミッションを受け取る仕事をしていたのです。ドリアンの収穫シーズンならではの、興味深い光景でした。
こちらが叔母が長年提携しているバイヤーです。

私が見た限りでは施設の規模もバイヤーの中ではかなり大きく、買い取りを待つ農家の数も膨大です。

この日は特に売り手の農家が多く訪れており、私たちが受け取った順番札は81番と82番でした。そのため、ドリアンの買い取りが完了するまで、かなり長時間待つことを覚悟していました。

待ち時間を利用して施設内を散策してみると、広大な敷地にはチュンポーン県各地から運び込まれたドリアンが所狭しと並び、まさに一面がドリアンの海と化していました。

ところが、待ち始めて約1時間が経った頃、近くにいた女性から「36番の順番札を100バーツで買い取ってほしい」と声を掛けられました。時間がなく、別のバイヤーへ持ち込むことにしたため、その順番札を譲りたかったようです。叔母は迷わず100バーツで36番の札を買い取り、大幅な待ち時間の短縮に成功しました。その後、叔母と私たち家族は先に帰宅し、残りの手続きはスタッフに任せることにしました。
翌朝、そのスタッフに話を聞くと、「36番でも家に帰れたのは夜中の1時だった」とのこと。それだけ多くの農家が集まり、市場は大変な混雑だったようです。本当にお疲れさまでした。

ちなみに、ドリアンの買い取り価格は品質によって異なります。どのバイヤーの看板にも、アルファベットと2桁の数字が表示されています。
アルファベットはドリアンの品質グレードを表し、取引価格の基準となります。また、数字は1kg当たりの買い取り価格(バーツ)を示しています。その日の相場に応じて価格は変動するため、生産者は各バイヤーの提示価格を見比べながら売り先を選びます。
アルファベットはドリアンの品質グレードを表し、取引価格の基準となります。また、数字は1kg当たりの買い取り価格(バーツ)を示しています。その日の相場に応じて価格は変動するため、生産者は各バイヤーの提示価格を見比べながら売り先を選びます。

グレードは以下の6項目に分けられます。
AA(最上級):形・大きさ・熟度・外観ともに優れた最高品質。主に高級輸出向け。 AB(上上級):AAにはわずかに及ばないものの、品質は非常に高く、輸出向けとして十分評価されるグレード。
A(上級):品質が良く、国内外の市場で広く流通するグレード。
B(標準):多少の傷や形のばらつきはあるものの、食味には問題がなく、一般市場向け。
C(並級):外観やサイズに難があり、主に加工用や低価格市場向け。
D(規格外):未熟、熟し過ぎ、割れ、病害虫被害などがあり、加工用または廃棄対象となることがあります。
バイヤーが並ぶ通りの看板をざっと見渡したところ、どこもABからCをキロあたり90〜60バーツで扱っている傾向にあり、最高級のAAや最低のDを扱うバイヤーはごく僅かでした。D(規格外):未熟、熟し過ぎ、割れ、病害虫被害などがあり、加工用または廃棄対象となることがあります。
今回はドリアンについて色々学べた充実した小旅行となりました。
と言うことで今回は以上です。
また来年伺います!







