はだしのゲン | 白鹿庵(hakuroan)

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 裸足のゲン、是か非か

 以前なにかの雑誌でチラッと読んだ記憶があります。

 子供が読んでいた少年ジャンプだったかも知れません。

 白鹿庵としてはあの手の絵は余り好みではありませんので、ろくに読ん

でおらず戦争マンガだな~程度の認識でした。


 で、今度の騒動を見て驚きました、何が問題なのだと。

 普通の人はこのマンガの内容は詳しくは知らないと思います。

 それで、擁護派・批判派何れの主張も風評程度に考えて、批判も擁護もテ

レビまかせ・・・

 ではいけない、日本の未来を担う子供の教育の問題です。

 白鹿庵は問題とされている点をネットで調べました。

 その上で・・・


 擁護派テレビの知的文化人コメンテーターの皆様、海江田氏を初めとする

政治家の皆様責任重大ですよ、読んでもいないのにマスゴミや、日教組との

しがらみだけで、発言していませんか。

 擁護の発言するなら「裸足のゲン」の何処が問題になっているのか、テレ

ビカメラの前で、批判のあるところを声を出して読んでいただきたい。

 そして、批判派の言う問題点とされている

    三光作戦についての歴史的ウソ

    日本人としてはあり得ないほどの口を極めた天皇批判

    日本兵の残虐性の嘘と過剰な描写(エロ・グロ)

を国民の前にちゃんと開示した上で擁護の意見を堂々と・・・ 

 出来ますか?


 もちろん大人が読む分にはなんの問題もない、一般図書館に置かれてい

るのであれば、読む読まないは個人の自由意志にまかせるべきものです。

 両親が自分の子供に読ませるのも自由だと思います。

 でも、こうなった以上今後自分の子供に読ませるに当たっては、親が先に

目を通して、納得した上で読ませるのが責任有る親の態度だと思います。
 

 今一度言います、小中学校の図書館に「裸足のゲン」を置くべきとの立場

の方は、指摘された問題点を大きな声で読んで、本の内容を理解して貰った

上で、なぜ擁護に値する本かを主張してほしいと思います。

 
 白鹿庵は、なぜそんなに慌て、小中学生に読ませる必要があるのか疑問に

思っています。

 今問題になっている事の本質は、教育現場の環境問題ではないでしょうか。