本の題名は
「私が愛したリボルバー」 ジャネット・イヴァノヴィッチ
扶桑社ミステリー 563円
自由奔放な女性が主人公、男と対等に渡り合える・・・つもり、都合のいいときだけの男女平等とは一線を画す。
会社を首になってしまって・・・でも、派遣村なんぞには死んでも頼らない、そんなタイプの女性です。
そんな彼女が新しく選んだ職業は
「賞金稼ぎ」
最初の獲物は、幼なじみの元警察官、訳ありの殺人事件を起こし、保釈金を踏み倒して逃走中・・・
彼女は持ち前の行動力と、経済的事情でつきすすむ。
でも、所詮素人・・・変態ボクサーにストーカーされ、車に爆弾を仕掛けられ危うく命を失うところ・・・あぶない・あぶない・・・
行き当たりばったりのようでも運良く標的を発見したり、追ってるはずの獲物に助けられたり・・・で、いつの間にかラストまで読んでる。
題名にあるリボルバーは
スミス&ウェッソン 5発入りリボルバー
なんだそうですが、今回は(続編有り)あまり役に立っていない、主人公自体まだ取り扱いになれていないようです。
最後に主人公の命を守るのですが、それまではどちらかと言うと厄介者扱い。
突然ですが、厄介者扱い・・・で、何となく自衛隊という言葉が頭に浮かんできました、戦後教育の成果でしょうか。
自衛隊は世界一優秀な軍隊だと思っていますが、それを扱う方がどうも今ひとつの感があります。
為政者にはそれを扱う能力を高めてほしいと思います、訓練・訓練・・・
いざというときに誤った判断をしないよう、判断が遅れないよう、訓練・訓練・・・
有事に備える心構え、よろしくお願いします。
で一句
九条と 民主の愛で ほろぶ国
白鹿庵
民主党を持ち上げているマスコミさん、力持ちですね・・・でも、そろそろ息切れしてませんか、何しろ次から次へと重い課題がのしかかる、鳩だと思っていたのがガーゴイルだったようで・・・それを隠すのに必死のニュース番組が哀れです・・・