5/28(土)境界線上に立つ-第2回-職場という闘争の場 | スタジオシチズンへの道

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クローバーイベントのお知らせです。

5/28(土)18:30~
人民新聞企画 連続対談「境界線上に立つ」
第2回 -職場という闘争の場-


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創刊から半世紀を迎えた人民新聞の初の連続企画、第2回です。
社会の枠や様々な矛盾、生きづらさの中で、「境界線上に立つ」ということとは?
あらためて考え、対話する場。


●話し手
片岡英子さん(会社員・大学院生)
日野貴博さん(学習支援団体アトラス代表)http://atlas-sums.jimdo.com

 

●日時

2016年 5月28日(土)18:30~

 

●参加費 500円
イベント終了後、対話交流会を予定しています。

交流会⇒ 参加費無料(飲み物・食べ物持ち寄り)

 

 

**主催者より****

 

○「境界線上に立つ」のイベントって?

人間は資本主義や国家、民族、ジェンダーをはじめとした
社会的矛盾や枠の中で生きています。
例えば、あなた自身が歩んできた/歩もうとしている人生と、
この社会の枠組みによる問題とあなた自身の関係性。
問いかける言葉と、常に限界を孕まざる得ない行動。
あなたが誰かを抑圧してしまうこと、
誰かに抑圧されることの交差…。
わかりやすい線引きの中で、
すんなりと決められるものではない、
「境界線」上に立つこととは? 

対談を通して意図することは、
「もやもやするような」自分と、
個人の問題をつくり出している社会の問題を結びつけ、
あらためて考えてみる、
対話する場をつくること、です。
4月から7月まで毎月下旬の土曜日に1回ずつ、
場所は固定して行います。
いま、この文面を読んだあなたに対して、
「あらためて、考えてみる」ような
機会になることを願っています。

******

○今回のテーマはどんな感じのこと?
「人権や社会問題的なことを、
職場をはじめとした伝えにくい場や関係で伝えるか?」
を今回のテーマにしています。

今回の登壇者である片岡さんは、大学院での研究(BC級戦犯)の傍ら、一般企業で働き、企業内の人権研修を担当しています。人民新聞への寄稿で以下のように綴りました。

・・・学校教育のように「教える」研修のあり方は反発を招きやすい。皆で同じ視点に立ち、同じく悩んだり、同じように「研修面倒だ」と嘆いたりすることで、ようやく話が進む。(中略)やりとりのなかで自分の狭量さに気づかされ、いかに自分の価値観のなかでの閉じた言葉と思考しか持ち得ていないのかと日々思い知らされている。それでもなお、私が「闘争の場」として想起するのは、路上でも裁判所でもなく、職場であり、家庭であり、友人の関係上なのだ。

仲間には共通の理解があること、「常識」とされていることは、一歩違う空間に行けば全く伝わらないものになってしまう。
片岡さんは、そこを「闘争の場」と規定することで、沈黙/排除の境界線にある、「伝えること」に立ち続けています。

もうひとりの登壇者・日野さんは、
学習支援団体アトラスの代表をしています。
行政・企業・地域を介して、様々な人に学習支援の意義や貧困問題の現状などを伝え、関わりを持とうとしています。
活動内容にも様々な境界線があり、子どもと大人の間である若者支援をどうするのか?などを課題としています。
活動の現場を通して、「自分がやっていることはいいことなのか?」と内省しながら、歯がゆさを覚えながら境界線に立ち続けています。

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●場所
スタジオ シチズン
アクセス⇒http://citizen-p.com/access/
吹田市千里山東1-10-4 サンシャイン関大前3階/Tel.06-4860-6756
阪急電鉄千里線「関大前駅」北改札から関大を目指して徒歩5分

地図
*1階にアジアンレストランのある黄色いレンガのビルです。


たくさんのご参加お待ちしてますニコニコ


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