だんだんワインのブログから乖離しているようにも思えるが、それはまあよい。
ワインの記事は書きたくても書けなくなっているのだ。
価格はともかく希少なワインを買い漁っているので、ここに書いてしまうと
自分が買えなくなってしまうのである。
というか、今では普段飲みのシャンパーニュなどくらいしかワインは購入していない。
10年前に買っていたワインが暴騰して2〜3倍になり買えなくなっているのだ。
20年前に買っていたワインは下手したら5〜10倍になり、論外である。
フランスのトップレベルのワインは、もはや庶民の飲み物ではない。
しかし食は違う。
フレンチというジャンルだけでも、時代とともに流れがあり、シェフの世代により料理内容はまったく異なる。
和の世界も同じで、料理人により展開される世界はまったく違う。
今週は贅沢な週で、家内とともに一昨日はもめん、今日はつか本を訪れた。
今日はO夫妻とご一緒したが、知ることの不幸とも言うべき夢のような時間であった。
イタリアのBABBIというウェハースを新年のご挨拶に頂いた。
こんな上品なスイーツは初めて知ったが、1口サイズで口に運ぶと止まらない。
つか本の料理もこれ以上無いほど上品で清潔感あふれるものだったが、
その食後感を邪魔しない、いや余韻を盛り上げる軽やかさである。
癖になりそうだが、気をつけないと食べすぎてしまいそうだ。
これでまたスイーツのレパートリーが1つ増えた。
O先生、ありがとうございました。