落ちていたバルト・・その後 | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

新年が明けて2週間経っただけだけれども、先週末には腐れ縁の悪友とともに
金沢大学病院長呼ばれて、石川県医師会主催の勉強会で講演してきた。
まあ専門の話だからお手のもの、講演後半のシンポジウムでもたくさん話して帰ってきた。

なぜ大阪のわれわれが金沢に呼んでいただけるのか。
金沢大教授で病院長の大先生がまだ30歳過ぎだった頃、われわれ2名と同じ研究室で
試験管を振っていたから旧知の仲ななのである。

しかし、それだけで呼んでいただけるわけもなく、この腐れ縁の悪友は今や
女性泌尿器科の分野では我が国の第一人者、わたしは学会の開業医部門での部会長である
(今年で勇退するけれど)。

他県の医師会に呼ばれても恥ずかしくない全国区の肩書を背負っているのだな、とお互い思う。
われわ2人とも若き頃医局から放逐されて、基礎の研究室で楽しくやっていたのが、
こんなところで2人揃って講演できるとは感無量である。

ということで1泊で金沢を往復してきたが、途中豪雪地帯を通るため、
天候の都合でサンダーバードが20分ずつ遅れてしまった。
しかし雪景色の車窓は楽しいのである。






ギスレーヌ・バルト シャンボール・ミュジニー 1級 レ・ヴェロワーユ  2003・2004
2003  2004
購入日    2007年10月    2008年5月
開栓日    2014年12月    2014年12月
購入先    かわばた      うきうきワイン
インポーター 中川ワイン販売   ミレジム
購入価格   9880円      10480円

年末に開けてがっくりきたバルトの2本の購入先等である。
ヴィンテージもインポーターも購入先も違うのに、どうして同じように微妙な熱入りなのか
理解に苦しむが、同じ船便で温度管理が不徹底なままやって来たのだろうか。

しかし元はしっかりしたワインなので、開栓後数日してもあまり落ちない。
開栓後に微妙に落ちてきた頃には、元の熱入りが多少気にならなくなるので、
おせちとともに数日かけて飲んでしまった。
あと何本こんなことをしなければならないのだろうか。