ヒネル前に開けた方が・・ユリス・コラン | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~
ユリス・コラン ブラン・ド・ブラン・エクストラ・ブリュット NV
購入日    2011年11月
開栓日    2013年3月22日
購入先    かわばた
インポーター ラシーヌ
購入価格   5800円

$ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

1年半前に購入した、2011年デゴルジュマンのユリス・コランである。
何となく毎年購入しているが、何となくこのシャンパーニュにも慣れてきた。

NVだがその年ごとのブドウで造られるようで、毎年新ヴィンテージがリリースされるようだ。
このあとのヴィンテージももう発売されたと思われるが、購入していない。

2~3年置くとビックリするほど渋くなって、熟成感ではなくヒネ感が出てきて、
思い切り閉口した経験がある。

新しいうちからどことなく渋みでも苦味でもない、香ばしいブリオッシュの香りがして、
それが個性となっているようだ。
無理矢理師匠の後追いをしているのか、この前に開けたセロスの熟成感を
目指しているようにも思える。

このシャンパーニュは、特級畑のブドウで造られているのではないようだが、
せいぜい2~3年で開けることを前提としているのだろうか。

怖いもの見たさで、数年置いておいて開けてみたい気持ちにはなるのだが、
スタンダードな価格で買えるシャンパーニュなのだから、
あまり難しいことを考えずに、行き当たりばったりで開栓するのがいいいのだろうな、きっと。