久々のレコード再生 | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

木曜日は西宮で研究会のあと鮨屋の「まき田」で1日を終えたが、
その後相変わらず週末になると走り回る、という生活が続いている。

土曜日は、診療終了後弁天町までかけつけ、在阪5大学で幹事を回している
地域医療フォーラムの世話人会に30分だけ出席したあと、
箕面の先生と2人でタクシーに飛び乗り、千里中央まで戻って北摂の勉強会に参加。

この勉強会では、箕面の先生は総合司会、わたしは前半のセッションの進行役で、
1時間ばかり千里中央に滞在した後、またも電車に飛び乗り、弁天町に戻った。

弁天町のフォーラムでは、県立西宮病院の部長の講演を聴くことができたが、
何のことはない、木曜日の夜に「まき田」からいっしょにタクシーで帰った先生である。
懇親会のあと、帰りがけにいっしょになった大阪市大と阪大の教授と、
大阪医大の次期教授との4人でちょっと一杯飲んで、近所に住む阪大教授とタクシーで帰宅。

結局この日は弁天町に2回電車で行き、2回タクシーで帰ったことになる。

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

昨日曜日は久々にレコードプレーヤーを回して、家内の母親のレコードをCDに起こす作業を行った。
ディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウがベートーヴェンを歌ったアルバムだが、
Amazon等で探したがどこも品切れで、結局レコードをCD化せざるを得なくなった。

かつて購入しておいたMac用のソフトとコンバーターを用いて、
容易にデジタル化ができたが、便利な時代になったものである。

久々に回したトーレンスのベルトドライブのターンテーブルも健在で、
芸術品とも言えるSMEのロング・トーンアーム3012の出番となったが、
やっぱりCDよりLPの方が情報量が多いのである。

技術の進歩で失なわれたものは確実にある、などと思いながら、
ディースカウの40年以上も前の美声に聴き惚れたのであった。