電話もAppleに・・iPhone | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

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金曜日に高校の剣道部の同期生2人と飲む機会があった。
うち1人とは20年ぶりの再会である。
東京水産大学出身の彼は、超大手スーパーの魚分野のトップに立っていたそうだが、
この間に退社して別会社で魚関係の仕事をしている。

もう1人はちょくちょく会っている友人だが、やっぱり損保系の大企業を退社して
うまく転職して楽しそうにやっている。

わたしは医師免許があるから卒業後ずっと同じ仕事をしてきた、なんてことはまるでなくて、
6年単位でまったく異なることをやっており、今の仕事場は卒後8カ所目になる。

3人とももういい年になってきて、いつまで働くのやら、なんてことを言いだしているし、
出世には興味がなく、ただやりがいのあることや好きな仕事をしたい、と思ってきている、と思う。

この飲み会の目的の1つは、損保系の友人が最近購入してはまっているAppleのiPhoneを
実際に見せてもらうことであった。
わたしはずっとMacユーザーだが、これまでiPhoneはおろかiPodも使っていない。
あの小さい電話機で、小さな液晶に細かい字をボタンで打つのがイヤで、
メールもほとんどパソコンからである。

喧噪な居酒屋でビール片手に、彼が自慢する最新のiPhoneを触っていたら、旧来の携帯より
ずっと使いやすい。
携帯会社をdocomoからSoftbankに乗り換えが必要だが、MNPとかいうナンバーポータビリティ制度を
利用して、翌日に早速購入してすでに使い始めている。

早速昨日鳴門までの小旅行に連れ出したが、カーナビみたいに地図が見られるし、
パソコンと同じようにインターネットもメールもできるので非常に便利だ。
通常の携帯では難しいパソコンのHTMLメールもこれで使えるし、
音楽はもちろんビデオまで長時間再生できるから、Apple製のネットブックみたいなものだ。

実際にはわたしは1日の大半を診察室で過ごしているから、それほど多用できる時間はないが、
老眼が進んできたので液晶画面が大きくて、キーボードのように文字が打てるので楽である。

勧めた友人と会った翌日の夜に、さっそくiPhoneからメールを打ったら、
もう買ったのかとビックリしていた。

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iPhoneを購入した最大の動機はこれを手に入れることであった、というのはウソで、
ほんまにしょうもないオマケである。