美味しい寿司屋がない、と言っていた。
妹夫婦に寿司を食べに連れて行ってもらったそうだが、あんな不味い寿司は高知にない、
と言って笑っていた。
その時は反論しなかったが、実は奈良にも魚が美味い店がある。
昨年12月に巨大なクエを食した、奈良の畠田駅前にある「鬼楽」がそうで、
ここの大西洋まぐろの味を知ると、普段食べているまぐろはいったい何なんだ、と思ってしまう。
ただしこんなにトロリと脂の乗った握りや造りは、一度にたくさん食べられるものではない。
今回は5月28日に訪れたが、にビールと静岡の磯自慢を片手に、幸福な時間を過ごしたのであった。

大将のうしろには、大きなクエの魚拓
今年3月にあがったもの。昨年12月に食したクエは34キロだった。

先付け

大西洋まぐろの握り 左から、中トロ、大トロ、赤身

大西洋まぐろの造り

鯛の造り

大きな鳥貝 調理前
暴れる鳥貝

鳥貝 調理後

自家製からすみ

あんこう
さっきまで水槽にいたもの。肝が美味い。


あんこうと桜エビの天ぷら あんこうの握り

あんこうの味噌汁

大西洋まぐろのネギトロとわさび巻き
わたしはフレンチもイタリアンも好きだが、年のせいかやっぱり和食が一番性に合うように
なってきた。
しかし、この店の最大の問題点は、自宅から遠いことである。