洗練されてはいるが・・ティエリー | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る


クロ・デュ・テュ・ブッフ ピノ・ノワール レ・カイエール AOCシェヴェルニー -ルージュ- 2004
購入日    2006年10月
開栓日    2007年10月29日
購入先    Alcoholic Armadillo
インポーター ラシーヌ
購入価格   2900円

これの2004はいつか開栓したなあ、と思って自分のブログをひっくり返してみたら
丁度1年前だった。
今ごろになると開けたくなるのか??

先日ooisotaroさんが同じティエリーのワインを開けておられたな、と思って
見てみたら、畑名の入っていない村名ワインのシュヴェルニー2006で、
ピノとガメイのブレンドさそうだが、こちらはピノ100%である。

昨年のタイトル通り、所変われば味変わる、である。
素朴な疑問だが、造り手の個性なのか、造り方の違いなのか、テロワールの
違いなのか、どうやったら同じピノからこんなワインができるのだろう。

で、自分はこれが好みかというと、残念ながらノーだと思った。
1人で1本飲み干せない。
旨味は豊富だし、品位はあって決して野性的ではないし、どこが不満というわけでは
ないが、ジュワッとした底甘い果実味に欠けるような気がする。

あくまでこれは個人的好みであって、これが非常に良くできて安定感のあるワインで
あることに何の疑いも持たない。
こういう造り手に、クロ・デ・コルヴェの畑を任せてみたいと思うのだが。