やっぱりドライが好き・・ボーモン | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る


ボーモン・デ・クレイエール ブラン・ド・ノワール 2002
購入日    2007年3月
開栓日    2007年7月9日
購入先    うきうきワインの玉手箱
インポーター モトックス
購入価格   3980円

夜は会議か宴会の連続で、日付が変わる頃に酩酊して帰宅し、そのまま寝てしまう、
という毎日が続くため、昼間のこんな時間に更新している。
これぞブロガーの鑑。
でも、会社員ならこんなことはできません。

先週は久々にポンテベッキオの北浜本店に行き、昨日はまた弘屋に繰り出した。
前者ではワインは5人で4本、後者では5人で5本。
先週土曜日は職員共々行きつけの鉄板焼屋さんでこてこてのサーロインを食し、
今夜は西宮のステーキハウスに行く予定。
おまけに来週は久々に六覚燈に行く予定もある。
3日前に行ったえび屋のメニューが、一番ヘルシーだった気がする。

わたしは腹部超音波検査の(自称)名人で、年に2000人くらい検査をするが、
胆石も悪性腫瘍も年に30人以上診断をつけている。
中年で少し太めの患者さんなら、大なり小なり脂肪肝になっているのが分かる。
そんな際には、
「脂肪肝になっていますよ、カロリーの摂りすぎに注意しましょう」
と言うのだが、最近では
「脂肪肝です。わたしと同じです。カロリーの摂りすぎに注意しましょう」
と言うようになった。

先日ある女性患者さんのエコーをしたら、細身でスタイルバッチリにもかかわらず
脂肪肝になっていた。
「お酒を飲みますか?」
と聞いたところ、ワインを1日1本開けているとのことだった。
「これ、わたしと同じアルコール性の脂肪肝です。せめて1日半分にした方が良いですよ」
と言っておいた。
同病相憐れむ。


さて、このボーモンの黒ラベル、3月に2本開けて、これが3本目である。
その後このボーモンのシャンパーニュは、グラン・プレステージ・ブリュット NVと、
フルール・ブランシュ ブラン・ド・ブラン 1998を開栓したが、この黒ラベルが
一番ドライである。
そして、これが一番わたしの好みである。
他の2種は、どうも開栓当日は甘すぎるように感じる。

こんなに安定した造り手のものでも、多少はボトル差はあるようで、
今回の1本が最も香りがおとなしくドライであり、1日目と2日目の差が少なかった。

ピノ・ノワール100%とのことだが、いまだにシャンパーニュに関しては、
最終製品からブドウ品種を言い当てることができない。
どうしてこんなドライなものがピノからできるのか、よく分からない。
しかし、4000円は決して安くはないのだが、相変わらずコストパフォーマンス高いなあ、
と思った。