とても華やか・・エブラールのロゼ | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

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テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る


マーク・エブラール ブリュット・ロゼ NV
購入日    2007年2月
開栓日    2007年6月21日
購入先    ウメムラ
インポーター ?
購入価格   3780円

わたしはドライで色の付いていない泡ものが好みで、泡があって色も付いていてねっとり、
というのはどうもいけない。
なので普段はシャルドネばっかしのブラン・ド・ブランとか、ウルトラ・ブリュットとかあたりが
ストライクで、どちらかというとロゼ・シャンパーニュは1人で1本飲みたくはない。

しかしこのロゼは少し違った。イチゴのような赤い色が独特で、まずそれが眼を引く。
フルーツ系の香りも豊かで、見た目と香りの華やかさに圧倒されてしまう。
そして一口目は非常にフレッシュで、泡も繊細。甘さもとても上品で、これなら何杯でも杯を
重ねてしまいそうである。

こんなロゼなら大歓迎だ、と思ってウメムラさんのHPを訪問すると、
あんなにたくさん売っていたはずが、売り切れている。
ウメムラさんのコメントとは意見が合わないな、などと時々書いているが、
このシャンパーニュに関しては、まったくもってコメントに大賛成である。

実はこれが2本目なのだが、1本目は3月8日に、徒歩圏内の日本料理屋さん
(あとで知ったがgeorgesさんたちもご贔屓の店)に持ち込んで数人で飲んだ。

この日、料亭に行く前に一旦自宅に帰ったら、愚息の大学合格を家内から知らされた。
まさか前期でチャレンジ校に合格するとは思ってもいなかったので、非常に良い気分で
このエブラールとグロフィエのACブルゴーニュ2003を両手に携えて、
歩いて料亭に向かったのだった。

そしてこれを開栓したのは、息子の合格を聞いてから15分後くらいだったので、
舞い上がってまともに味を評価できておらず、ブログにもアップしなかった。
しまった、もっと買っておけばよかった、と思ったが後の祭り。

10月には再入荷するらしいが、この価格でRMだし、こんなに万人受けするシャンパーニュ
だったら売れて当然だと思う。
ロゼ以外ならまだ店のリストにあるが、これと同じレベルなら間違いなくお買い得である。