閉じた眼

閉じた眼

40年以上愛好するフィギュアスケートに関する自己流観戦コラムです。
(趣味で集めた情報を提供することがありますが、最新の情報でなかったり正確でないこともあります。あらかじめご了承ください)

スケートの方は、チャレンジャーシリーズやJGPシリーズが毎週末やっていて、結果だけチラチラ見ていますが、

 

今回もまたスケートの話題ではありません。

 

昨今、AIが人類を滅ぼすとかいう、SFのようの話がまことしやかにニュースになって、

 

ChatGPTのオープンAIも、クロードのアンソロビックも真面目に取り組もうとしているらしく、

 

ニュースで語られるのは、AIが悪意を持った人間の命令によって兵器開発したり、インフラを破壊したりという想定がされていますが、

 

私は、AIを使い始めて4年くらいで、一時期評価をする仕事もしたことはあるのですが、

 

違う方向で滅ぼすこともあるのではと思ったりしています。

 

最初に、ChatGPTを使った時の印象といえば、

 

人間のように回答して、しかも回答が早いのがすごいけど、自分があまり知らない分野だと感心することが多くても、自分が熟知している分野について聞くとアラだらけ、ということ。

 

あれから、4年、AIは進化して、最初使っていた時より間違った情報が出てくることは減ったように思うけど、

 

最初に感じた、知らない分野なら参考になるが、熟知している分野だと全く、、というのは変わらないです。

 

例えば、私は今生活の上で色々なことAIに依存していますが、このフィギュアスケートのブログで使うことはないです。一度だけ面白半分にスケーターランキングは作って、ブログでも取り上げましたが。唯一、無名の外国選手のカタカナ表記を知りたい時に使っています。今まで、Wikipediaとか色々なサイトで調べたりしていたので、とても時間短縮になりました。

 

また、ネットで情報を得られにくい分野のことになると、これもダメです。AI研究者が言っていた頃ですが、文字化された情報を処理するのはAIはよくできるけれど、そうではない経験から得られる知見に関しては、AIは処理できないしこれからも出来ないだろうと言うのは、そうなんだろうなと思います。

 

実際、私が一番AIに頼って、いろいろとメリットを享受しているのは、

 

食べ物に関することです。

 

例えば、賞味期限が近い食品の消化方法とか、レシピと違う分量で間違えて作ってしまった時のリカバリー方法とか、何を食べるか思いつかない時に、冷蔵庫にある食材で何ができるか提案してもらうとか、

 

AIによって、私の食生活はとても豊かになりました。特にパン作りお菓子作りでは、レパートリーが広がり、色々な進化がありました。

 

意外なメリットでしょうかね。

 

おそらく、ですが、食べ物に関する情報は、ネットにとても溢れているのに加えて、AIが返す回答というのはどんなことでも理想論的、絶対クレームがつけられないような100点満点の回答的なところはあるので、言われた通りにやろうとすると手間がかかることも少なくありません。しかしながら、美味しいものを食べるためには手間(時には費用も)は厭わない傾向が私はことの外強いので、AIのヘルプを十二分に活用できているわけです。

 

一方で、他の家事関連、掃除とか洗濯とかは、あまり頼りにならないですね。こうした分野は多分料理に比べると情報があまりないので効果ない回答が返ってくることが多々あり、さらに、こうしたことは手間もお金もあまりかけたくないのに、100点満点的な回答を出されて、そんな手間はかけたくないのに、嫌になるという感じです。

 

AIに頼って、いい時も悪い時もある微妙な分野は、体の症状に関することです。色々な体調の変化、症状が何なのか聞いて、役に立つこともありますが、回答が役に立たないだけでなく、とても不快に感じることもあります。

 

先に、知らない分野については感心することはあっても、熟知している分野ではアラだらけということは、体に関しても同じで、

 

持病に関する質問は避けた方がいいと知りました。長い間付き合っている病気というのはさまざまな経験を経て今に至っていて、AIの一般論回答では割り切れないさまざま症状経過があり、それを無視した上から目線の回答がとても不快に感じるわけです。また、病気に関することになるとAIは大袈裟に誇張する傾向があり、こちらは元気に日常生活を送っているのに、重病人かのような答えが返ってきて、これも不快感を増大させます。

 

なので、持病に関連することは聞かないことにして、何か聞く時にも持病や病歴のことは言わないようにしました。

 

何か物を買う時も、AIに提案してもらうのが日常茶飯事ですが、コンピュータとかスマホはこちらも情報がネットに沢山ある分野なので買い換えた時に大いに役立ちましたが、家具とか家電とかはイマイチでした。あまりAIに頼るのは問題かと思い始めてはいます。

 

AIの問題は、正しくない情報を提供することがあるというのと、良心がないので歯止めが効かず人間なら倫理観に照らし合わせて止まるところ実行してしまうというのが、よく取り上げられますが、私は別の問題もあるように思います。

 

というのは、ユーザーが出した質問とか要求に沿って情報を収集して答えを理論的に導くというのが、AIのやっている事おおよそで、正しい事なのですが、その正論が人間を追い詰めていくこともあり得るような気がします。

 

例えば、人間同士であれば、人間は必ずしも相手の要求をそのまま実行するわけではないですが、結果としてそれがいい方向に結びつくことがあります。広い視野で考えて全体としていい結果を出せることがあります。

 

例えばなのですが、「ある家電を中古であるか探してほしい」とリクエストすると、AIは中古で買える商品を提案してきます。中には中古でも高いものがあったり。こっちで調べてみると新品でも同じくらいの値段で売っていたりします。しかし、AIは「中古で探している」を厳守して、新品の提案は全くせず、中古の選び方を長々解説するわけです。

 

これが、人間だったら新品も参照するはずです。家にしても何にしても中古で買おうとしても、新品の値段も参考に調べるはずでなのです。

 

もちろん、新品の値段も調べるように指示しないこちらが悪いといえばそうですが、

 

最近のAIはコミュニケーション能力が上がってしまい、人間とほぼ同等と考えがちになっているのは認めます。

 

AIは所詮、人間のフリをしたコンピュータなんだと割り切ることも必要とは思いつつも、

 

さらに厄介な問題もあります。

 

私は、長年IT関係の仕事をしてコンピュータの仕事をしてきて、コンピュータとの付き合い方を知っているつもりですが、

 

コンピュータのいいところは、こちらがどう思おうとロジックで結果を出すところと思っていました。データを参照し計算して出す。人間が気に入ろうが気に入らなかろうが、関係ないのです。

 

しかし、AIは、こちらが回答が気に入らないと言うと、主張を右から左に変えることがあります。それまで、〇〇の薬を服用するように言っていたのに、服用しなくて良いと言い出します、意見を変えた根拠も不明です。

 

人間なら、こうしたことは多々ありますが、コンピュータであればデータに基づき回答を出し、何であれ変えない絶対的な良さを、AIは失ったのかなと思います。

 

うまくいえないのですが、こうしたユーザーの要求の遵守により理詰めとユーザーの反応に対する右から左の態度豹変が、ユーザーを追い詰めていくのではないかと思うのです。

 

春から悩まされたトコジラミの件もAIにかなり対処を聞いて依存してしまったのですが、そのせいで追い詰められてノイローゼになりかけたように思いました。要するに100点満点の一部の隙もない対処を促され、現実にはそんなことを日常生活を送りながら完全にできるはずはなく、トコジラミがいなくならないのは自分のせいという気持ちに追い詰められた気がします。もちろん、AIが私を責めることはなく、こちらが窮状を訴えると「体調を第一に」とか言い出し、これまで「あれをしなければならない」「これをしなければならない」とてんこ盛りに言っていたのをあっさり取り下げるのですが、そんなこと言ったってトコジラミがいるのに休めるわけがないと、どうにもならない気持ちにさせられました。

 

後半は、AIが提案する対策に悉くケチをつけてやり込めることで、ストレス解消していました。

 

言ってみれば、イエスマンに囲まれた独裁者のような感じで、独裁者は大抵最後は自滅するのと同じです。

 

なので、一つのテーマ、特に深刻な自分にとって大事なこと、でAIを長くチャットするのは危険だなと感じているところです。

 

アメリカでChatGPTとのチャットが原因で自殺した少年がいましたが、とても長いチャットをしていたらしく、多分数ヶ月前の私のように追い詰められていったのではないかと想像しています。

 

病気のこととか、深刻に悩んでいることをAIに相談するのは、情報提供にとどめるような使い方をしないと、こちらが滅ぼされる危惧は、密かに抱いています。

 

ちなみに、私が最近主に使っているのは、Geminiです。