閉じた眼

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40年以上愛好するフィギュアスケートに関する自己流観戦コラムです。
(趣味で集めた情報を提供することがありますが、最新の情報でなかったり正確でないこともあります。あらかじめご了承ください)

ミラノ・コルティナオリンピックも終わって、新しいシーズンの始まりに向けて、

 

何となく、ドリーム・オン・アイスが見たい気分になって、新横浜スケートセンターまで見に行きました。

 

何といっても、日本をリードしてきた坂本花織選手、三浦&木原組が引退で、鍵山優真選手も休養ということで、

 

2026/2027今シーズンはまさに日本フィギュアスケートの新時代始まりという感じで、現役を継続する選手、ジュニアからシニアに上がる選手、どんなプログラムを作ってきているか、とっても興味があってチケットを買ってしまいました。

 

ドリーム・オン・アイスを現地で観戦するのはおそらく初めて、、、

 

と思っていましたが、ブログを検索したところ、なんと2017年に行っていました。

 

全く記憶がないですが、昌磨くんにネイサン・チェンにメドベージェワが登場という豪華キャストでした。

 

今回は、出ているのは全員日本人スケーターで、やっぱり以前に比べると地味という感じはしないではないですが、

 

何となく日本フィギュア黄金時代のノスタルジアを感じてしまうような演技の数々でした。

 

印象に残った選手の演技を書き綴ってみます。順不同です。

 

イルカ中田璃士、最後がステップシーケンスが終わる構成で、何となく昌磨くんの「グレート・スピリッツ」を思い起こしたが、何とインタビューで、「グレート・スピリッツ」からインスパイアされた作品と中田選手本人が言っていると聞いて、なるほど。それに対して、「似ても似つかない」「ありえない」とか色々なコメントを見ましたが、まだプログラムお披露目の場なので暖かい目で見守っていきましょう。しかしながら、個人的な感想を言わせてもらうと、彼は昌磨くんを憧れの選手と言っているけれど、彼自身は羽生選手に体型とか試合への意気込みとか似ているような気がして仕方ないのは私だけだろうか?? 「グレート・スピリッツ」より「バラード1番」をやった方がよかったのでは??

 

イルカ西野太翔、ちょっと楽しみな選手。リンクが合わないのか靴に問題あるのか、気負っているのか、ジャンプは絶不調でしたが、「来シーズンは自分が日本ジュニア男子を引っ張る」とかいう気負いがあるのかもしれませんね。でも、とにかくチャーミングな選手で、ついつい目で追ってしまいました。2030年のオリンピック代表になれるように大きく大きく成長してくれるといいなと思いました。新プログラムはほとんど印象はなかったですが、ラプソディー・イン・ブルーという選曲と衣装が素敵でした。フィナーレで昨シーズンの衣装を着てきたのも二重丸

 

赤薔薇島田麻央、こちらもプログラムは特に印象がなかったのですが、彼女の見た目がなんか変わったような気がしました。これまでは、「ジュニアの選手」というラベルに閉じ込められているような印象がありましたが、ラベルが剥がれて伸び伸び滑っているような印象がありました。どういうシニア1年目のシーズンを迎えるのか興味あります。

 

ひまわりアイスダンスの二組、オフシーズンはしょまりん現役復帰の他、アイスダンスのニュースがたくさんありました。そのことは後で述べたいとは思いますが、ドリーム・オン・アイスに出てきた、「いくこう」と「うたまさ」はまさしく対照的な印象。多分、今の時点ではうたまさの方が上手くて、プログラムをまとめる力があるのだろうと思い、一方いくこうはまだギクシャクしたところがあったりしていましたが、しかしいくこうはとても見栄えのするカップルと改めて思いました。日本のアイスダンスチームで男女が長身ですらっとしていて見応えがある組って今まで、佐藤&高橋組まで遡ってもいなかったような。。。なので、「いくこう」にはとても期待しますね〜

 

赤薔薇青木祐奈、四大陸選手権優勝後絶好調? 試合さながらの構成でお披露目とは思えない充実の内容を見せてくれました。彼女の世界一と言っていい華麗で繊細な音楽表現はまだ見られなかったですが、それはこれから練りに練ってきてくれるでしょう。ただ、これまで四大陸優勝の後にスランプに陥るシングル選手がこれまで数限りなくいるので(このジンクスはシングル選手だけで、ペアやアイスダンスの組には発生しない)、ちょっと心配ですね。

 

赤薔薇千葉百音、2017/2018シーズンの樋口新葉選手のフリーを思い出させるプログラム、樋口選手の渾身の演技からするとライトな印象ではありますが、これから滑り込んでいけば百音007プログラムになっていくこと期待です。千葉選手というと明るくて可愛いイメージとシンドラーのリストのような暗いイメージのプログラムが記憶にありますが、スタイリッシュでセクシーなイメージというのは見せてくれたことはないので、このプログラムはその路線を狙っているのか、シーズン通して楽しみにしたいです。

 

赤薔薇中井亜美、見た瞬間に浅田真央さんの2008/2009シーズンのエキシビジョンナンバーを思い出してしまいました。第一印象では、真面目に丁寧に頑張っているという感じです。シーズン後半には亜美ちゃんのポル・アナ・カペサになっているといいですね。

 

イルカ山本草太、今回の出場者の中で一番、「イメチェン」を感じたのが、草太選手のバロックナンバーでした。髪型といい、今までの草太選手というと、ツルッとしてのっぺりというイメージでしたが、くしゃくしゃになっていました。思いっきりくしゃくしゃになって、大化けしてくれること期待です。

 

イルカ三浦佳生、滑り出す前の衣装からして、すぐに2010/2011シーズンの高橋大輔さんのショートを思い浮かべました。なぜ彼がこの選曲をしたのはよくわかりませんが、熱くて濃い演技がしたかったのでしょうか?確かに、今の日本男子スケーターの中で一番熱くて濃い演技が出来そうなのが三浦佳生選手のように思えます。

 

佐藤駿選手のチャルダーシュ(チャルダーシュといえばジプシーなのに衣装がそれらしくないのが大きいかも)と友野一希選手のクィーンの曲(クィーンがあまり好きでないバンドで曲も私にはイマイチという要因が大きいと思うが)は、何だか私にはピンときませんでした。シーズンに入ってから印象が変わることを期待します。

 

うずまきうずまきうずまきうずまきうずまきうずまきうずまき

さて、先日グランプリシリーズのアサインメントも発表となり、今日で2026/2027シーズンもスタートで、オリンピック後のシーズンがどうなるか期待色々です。

 

オフシーズンでは、アイスダンスのニュースが多かった印象です。グランプリシリーズでも顔ぶれが一番変わったのはアイスダンスではないでしょうか?アメリカチョック&ベイツ組が休養宣言のほか、カナダギレス&ポワイエ組、イタリアギニャール&ファッブリ組など、北京オリンピックの後にグランプリファイナルや世界選手権の表彰台を占めていた組が軒並み名前なしです。年齢的なものもあるかもしれませんが、ミラノオリンピック優勝のフランスボードリー&シゼロン組が、2030パリオリンピックまで現役続行宣言が大きかったのかも。。

 

そして、ジュニアの頃から演技を見ていたカナダラジョ&ラガ組と韓国イム&クアン組が解散。どちらの組もオリンピックシーズンの成績が今ひとつということで、成績が悪くて関係が悪くなったのか、関係が悪くなって成績が悪くなったのか、どちらが先かわかりませんが、どちらもオリンピックシーズンでの活躍を期待していたので残念で、解散も残念です。その後ラジョは、アメリカホワイエク&ベイカー組として北京オリンピックにも出ていた男性ベイカーと組んで、カナダ代表でNHK杯にも来るようです。ラジョは何となく、ベイカーがかつて組んでいたホワイエクに似たイメージがあり、相性がいいといいです。ホワイエク&ベイカー組といえば、オースティン・パワーズとかコミカルなエキシビションナンバーが印象的な組でしたが、ラジョと組んだ後にもベイカーのコメディアンぶり、役者ぶりが見られるといいなと思います。

 

そして、韓国イムとカナダラガがチーム結成するそうで、こちらはどちらの国から出ることになるのかわかりませんが、熱情的なイムととぼけた印象のあるラガがどんな世界を作ってくれるのか楽しみです。

 

そして、しょまりん現役復帰です。確かにアイス・ブレイブの演技も「真面目にアイスダンスやっていない?ショーだけの片手間仕事ではない」と思わせるものがあり、そしてオフシーズンにリズムダンスの課題のゴールデンワルツを習いにモントリオールに行ったというので、少なくとも国内大会にお試しで出るのかなと思いつつも、ナーンとオリンピック目指すという宣言はとても意外です。

 

メディアではあまり取り上げられていないですが、ゴールデンワルツを教えていたアグノエル氏も言っていたけれど、女性の方が男性より背が高いというアイスダンスカップルは珍しいという点(私の記憶では一組もない)。しかしながら、二人が滑っている姿を見て違和感がないのも不思議です。身長は男性の方が高くても、女性の方が大柄に見えるカップルというのは今までもいて、違和感を感じることは正直あったけれど。。。

 

しょまりん参入で、日本アイスダンスは戦国時代突入。全日本がとても楽しみになってきました。