教室の稲が絶好調です。
久留米にもどり教室を始め、
音楽祭をスタートしたのは2年後、
2015年〜春、秋と2回ずつ。
最初の音楽祭は生徒さん3名。
皆さんに数曲ずつ弾いてもらっても、
時間はたっぷりあったので、
急遽練習して両親もデュオで参加。
さらには中学の同級生に、
リコーダーで参加してもらう。
その時からすでに、
発表会ではなく音楽祭という名前。
練習した成果を発表する会ではなく、
ただ音を奏で楽しむ会であってほしい、
その想いだけで始めたけれど、
振り返ってみると約10年、
本当に皆さんと楽しい時間を
過ごさせてもらっていたことに気付く。
初めからずっと撮り続けていたビデオ。
編集に手を出しては中断し、
PCが壊れてはゼロに戻り..
なかなかじっくり取り組めぬまま10年。
お、終えられるんだろうか..
と怯んでしまっていたけれど、
始めてしまうとずいぶん早かった。
なんせ、もう一度出会う
皆さんの姿と音楽は愛おしすぎて、
ただ楽しむうちにどんどん出来ていく。
楽しみましょう、とは言っても、
がんばった分きれいに弾きたいもので、
緊張したり、間違って落ち込んだり、
悔しい表情も見えるけれど、
それぞれに鳴る拍手がとても暖かく、
最後に映る恥ずかしそうな笑顔や動き、
ホッとした空気を見ていると、
演奏者しか映ってないのに、
当時の会場の皆さんが浮かんでくる。
それが、10年分ありました。
なんと素敵な方々に恵まれ、
幸せな時間をいただいていたんだろう、
と胸が熱くなり何度も泣きそうに。
そして音楽も。
クラシックギターは正直難しい。
本人の練習なしには弾けないから、
楽しいだけで進むのは本当に難しい。
それでも皆さんの音楽が、
どんどん美しくなっていくのは、
「あの人みたいに弾きたい」
「あの曲に挑戦したい」
その難しさの先にある、
新たな目標を見せてくれる人がいる、
ことが繋がっているように思う。
私はよく、
うちの教室の売りは生徒さんです。
と初めての方に伝えているけれど、
すべての動画を見た今、
間違ってないな、と確信した。
ともに心地よい空間をつくり、
柔らかく一緒に音楽を楽しめる。
そんなひとに、
ひとり出会えるだけでもすごいのに、
たくさん出会わせてもらっている。
大阪でもそうだった。
教室を名乗らせてもらい始めて約15年。
やはり本当にひとに恵まれている。
有り難い境遇にいること、
忘れずに大切にしていきたいと、
気持ちを新たにする機会となりました。
続けさせていただき、
ありがとうございます。


