脱力タイムマシン | 誰がために猫は啼く

誰がために猫は啼く

日々々常々々の糧(ひびにちじょうつねづねのかて)

小春日和みたいな陽気だが今の時季は小春日和とは言わない。じゃあ何て言うのかな。
季語で冬日和というのがあるが、冬晴れというともっと寒い印象がある。
全身の毛穴から精気が抜けていったような、恐ろしい倦怠感だ。
出力の2割ぐらいしか出せない。

昨日は地域包括支援センターなる施設に、初めて出向いた。
自分事ではないから気は楽なはずだけど、そこそこ緊張したかな。
山の中に広がるかなり大きな建物だが、センターはその一室の小ぢんまりなところだった。
机を挟んで担当のお兄さんに詳しい事情を話した。
なんだかんだと事情は誰よりも詳しくなっていたので、すらすらと事細かなことを、当事者には言いづらいことまで打ち明けた。
しかし所詮は他人のこと。当事者と話さないとどうにもならない。
私はきっかけづくりをしたに過ぎない。
これで一歩進めることができたらいいなと思う。

帰りに病院に寄る。活字中毒の父に本を買っていったのだが、改めて新品の本の高さに驚く。
退院日は24日と決まった。
まずはそれでよし。