Level0 なし。なし。不快感を与えない俗語。すべての暴力を制限。

Level1 情熱的なキス。露出的な服装。穏やかな悪口。障害。

Level2 着衣のままの性的接触。部分的な露出。悪口。殺人。

Level3 性行為の不鮮明な描写。全裸の描写。性的なジェスチャ。流血を伴う殺人。

Level4 性行為の鮮明な描写。刺激的な全裸。不快感を与える露骨な表現。残忍で過激な暴力。

インターネットオプションで、レベルに応じて設定を変えられる。
左からセックス、ヌード、言葉、暴力という並びで羅列した。
面白いのが、この言葉で、英語をそのまま訳したようで滑稽である。

「穏やかな悪口」というのは・・・
「あなたははオツムてんてんのようで虫唾が走りますわ。」
っていうイメージ。

「性的なジェスチャ」というのは・・・
たけしがコマネチをしてるイメージ。レベル3。


1つの場所に居続けることができない。
顕著なのが、家に居るとき。
綺麗に掃除していて、心地よくても、一日経たないうちに体中がむず痒くなる。
そうしてカフェに行きたがる。家の近くには無いので、電車を利用する。
カフェでは無駄に高いコーヒーを頼んで、テーブルに座って、一息つく。
たいていは溜まったメールの返信をこなした後に、読みかけの小説を手に取る。
東京のカフェはどこも喧騒と狭い間隔で、人々がぎっしり詰まっている。
気にしたくないのでヘッドフォンをする。

一杯のコーヒーで40分くらい粘ったあとは、スーパーに行って足りない日用品を物色し
そして、電車に乗っておとなしく家に帰る。
その日、なんとか一日を終える。

安定を好まない私としては
日本というのは多少タイトである。

舗装された道
時間きっちりに来る電車
店に入るとお客様第一主義の店員
信号待ちをする歩行者
渋滞でもクラクションを鳴らさない沈黙の車の行列
電車に押し寄せる背広のサラリーマン
安心して飲める水
賞味期限内の食べ物


この異常さに、どれくらいの日本人が気づいているのだろうか。


私は「安心、快適、便利」という言葉に、静かな恐怖を感じる。
盲目的に「快適な世の中へ」という言葉を信じられない。

こういうときに地震や、携帯の不具合、突然の雨などが来ると妙に安心する。
自分が知りえないことが起きるのは悲しいし嫌だが、
秩序と無秩序はしっかりと均衡しているのだ。
エントロピーの増大は人々の内部にも必ず存在する。
理性の世の中と謳うほど、
真っ赤な欲望のエリアは広がっているはずだ。

家に帰ると、すべての電気がつかない。
料金滞納怠けはエントロピーどうのではないので、秩序を得るために払う必要がある。


その変わらない砂塵の中の君は
いつまでも私を見ていることはない筈だけど
黄色の空はいつまでも霞んだまま
曖昧なぬるりとした風と
止まらない耳へ突きぬくコーラスの中で
おお君はどこへ行くのか
鳥のように
魚のように
黒曜石の瞳は私を見据え
微笑みかけたその瞬間を掲げて