※ネタバレ注意
今回は、一族を月へと見送り、ひとり地上に残ったハゴロモ様のお話についてまとめていきます。
「第684話 忍宗」
忍宗の起源をかつての初代様から四代目様までの火影様方へ語り始めるハゴロモ様…。
カグヤ様と十尾様を月に封印し、ハムラ様は月へと旅立ったのでした。
そして、旅に出る決心をしたハゴロモ様。目的は二つ。尾獣ちゃん達の住みかを探すことと、荒れ果てた地上の復元をすることです。
ガマ丸様は最後に、夢を見た事を話してくださります。遠い未来に、九匹の獣の名を呼び戯れる碧眼の少年が現れるというのです。その子が奇跡を呼び起こす……という内容みたいです。
そして、ガマ丸様に別れを告げてハゴロモ様は旅へ出発なさいます。
まず最初の課題は、大きな川です。そこには、壊れた橋がかかっていました。ハゴロモ様は岩などを片付け始めます。すると、近くのテントにいた男がハゴロモ様に文句を言います。
彼は泥棒でした。川を渡りたいという人の荷物を預かり、そのまま逃げるという手口です。
男に構わず、ハゴロモ様は橋を直します。彼はハゴロモ様の輪廻眼にひるみます。そこへ、旅人がやって来ました。しかし、ハゴロモ様が旅人に彼が泥棒であることを告げ、旅人はどこかへ行ってしまいました。
橋を直すと、ハゴロモ様はよそへ行くと言います。早くハゴロモ様に別の地へ行ってもらうためにも、男に橋を直す手伝いをすることを提案しますが、却下されてしまいます。
ハゴロモ様は一人、木を倒して木材集めから始めます。太陽が照りつける日差しの暑い日も、木の葉が吹き荒れるほど強い風の日も、大雨で川の水位が高くなっている嵐の日も、休まずに作業を続けるハゴロモ様。
それを見かねた彼は、ついにハゴロモ様を手伝うことにします。そして、橋が出来たら壊すと宣言をします。彼は自己紹介をします。名前はフタミさんです。
ある日、フタミさんは子供に石を投げられます。フタミさんが泥棒なのに、橋を直していたからでした。しかし、フタミさんはハゴロモ様と橋を作ることをやめません。それをみた村人たちは少しずつ心を動かされていくのです……。
ようやく、橋が三分の一だけ完成しました。頑丈に出来ていることを喜ぶフタミさん。ハゴロモ様に壊しにくいだろうと言われると、思わず苦笑いしてしまいます。
すると、村人達が橋作りを手伝うと申し出ました。作業のスピードは上がり、ついに橋は完成します。このころにはもう、フタミさんは橋を壊す気はさらさらありません。
新たな地へ向かおうとするハゴロモ様に、フタミさんはついて行くことを決めます。
「良き行いをすると人々に感謝され気分がいい。そして、気分が良くなるためにさらに良いことをする。それが良き行いの輪廻だ」
その言葉は、フタミさんも身をもって体験しました。
ハゴロモ様は自分の罪を打ち明けます。何年か前に大津波や大噴火があちらこちらで起こったことです。そんな力があるのならなぜ、橋をあせみず流して作ったのか、というフタミさんの問いかけに対し、ハゴロモ様は余計な力は使わないと決めていたのです。人々の心を理解するためでした。
ハゴロモ様はフタミさんと手を繋ぎます。力を渡したのでした。それは、チャクラです。人と人を繋ぐ力だとハゴロモ様は言います。
しかし、チャクラは誰にでも分け与えられるものではありません。フタミさんの心がハゴロモ様のそれに近くなったからだということでした。
フタミさんは、ハゴロモ様に弟子入りを志願します。それは人の役に立ちたいという気持ちからでした。橋が出来た時の、皆の笑顔が忘れられないのだそうです。それが、ハゴロモ様の言う絆でした。
ここで、新たな旅の目的が出来ます。三つ目は、チャクラによる人々の絆でした。
また、壊れた橋の前に到着したハゴロモ様とフタミさん。それは、かつてのフタミさんと同じ手口で荷物を奪う泥棒の縄張りでした。その橋も同じように直すことにします。フタミさんは、ハゴロモ様と同じやりとりをします。すっかりフタミさんは善人になっていました。
こうして旅を続けていると、徐々にハゴロモ様の考えを理解する人々が現れ、さらに一緒に旅をする人も増えました。ハゴロモ様はそんな彼らを弟子にして、チャクラ分け与えます。そして、その絆を忍宗と名付けたのでした。
ハゴロモ様は弟子達と修行をして考え続けます。命とは何か、愛とは何か、力とは何なのかを。
いつかチャクラで出来る人の絆が世界を平和へ導くだろうと、願いを込めるのです。
荒れた地を直しては、尾獣ちゃん達の住みかを見つけ、そこに監視の祠を作りました。
そして、弟子達は荒れた地を直すため、各地へ散って行くのでした。
ハゴロモ様は、死の間際に尾獣ちゃん達を故郷へ送り出すのです。ですが、それはまだ先のお話です。
そして、ようやく旅の目的が一段落して、村へと戻ったハゴロモはそこを忍宗の総本山とするのでした。
そこでハゴロモ様は妻をめとり、二人の息子に恵まれたのです。それがインドラ様とアシュラ様です。奥様はアシュラ様を産んだ後に、産後の肥立ちが悪くなり、亡くなってしまいます。しかし、二人は元気に育っていくのです。
兄は常に弟を思い、弟は兄の背を追いかけるという仲の良い兄弟でした。
しかし、ハゴロモ様はこの頃、まだ気づいていなかったのです。すでに息子達を利用しようと、闇の力が蠢き始めていたことなど知る由もありませんでした。
黒ゼツちゃんの陰謀は、ここから始まっていたのです。
* * *
今回はハゴロモ様の旅の回です。
ここから、素晴らしい素晴らしい忍宗の始まりの物語です!いえー!
フタミさんなんだかんだと根はめっちゃいい人ですね。橋を一から作るのは骨が折れそうです。そんな経験をしたからこそ、橋を壊すなんて気は起こらないだろうと思います。
ハゴロモ様は本当に立派な方ですよね。世界を変えるほどのスゴイ力を持っていても、悪用しないし、威張らないし。
力で支配するのではなく、共に何かを成し遂げたり、同じ目線に立つことにより、人々の気持ちを理解して、そして賛同を得るというのは素敵なことこの上ないですね。
やっぱり、ハゴロモ様の考えは素晴らしいし、賛同して弟子になる人もわんさかいるでしょうね。私も弟子入りしたいです。
そして、最後のシーンで映った二人!もう、インドラ様とアシュラ様がかわいすぎですね!
そして、闇の力ことちっちゃい黒ゼツちゃん可愛いですね。服着てて、なんか雪ん子みたいで可愛い……。
次回はたっぷりと可愛いインドラ様とアシュラ様とゼツさんを堪能できます。
* * *
考察ってほどでもありませんが、原作との比較です。補足程度だと思ってください。
陣の書より引用させていただいています。
家督の座を弟に譲り、ハゴロモはこの地に留まった。本来、あらゆる世界を繋ぐ力であるハズのチャクラ。その、正しき使い道を、この地に生きる人々に伝えるためである。「忍宗」と称したその教義は、永劫の安寧と秩序を、もたらすはずであった…。
ハゴロモ様は、お弟子さんたちにチャクラを分け与えて忍宗を説いていましたね。アニメだとさらに深くやってて分かりやすかったです。