<こんなに元気になりました>
正直、私たち姉妹はとも君が寝たきりになった当初はもう一度、自力で歩けるようになるとは思っていませんでした。少しでも手足が動けば可能性はあるかもと思えましたが、歩行困難になった時のとも君の四肢は全く機能しておらず、目の前を大型犬が通っても何も反応しないくらいに意識障害もありました。だから、正直に話すと諦めの方が大きかったです。
半身付随なら歩けたり、自力排泄もできている猫ちゃんがいることは知っていたのですが、全身不随で、四肢がダメで、首にも全く力が入らない状態。
最初はずっとネガティブに過ごしていた私達ですが、寝たきりでも、私たちのことが誰かもわからなくても、一生介護をして、少しでもとも君が幸せに楽に暮らせるようにしようと覚悟を決めてからは、前向きにシフトしました。
出来ること全部やったと後悔なく言えるように、なんでもやってみようと決め、鍼、再生医療、デトックス、漢方、リハビリ、すぐに効果が出なくても諦めずに続けました。
意識がないとも君に毎日毎日話しかけました。
リハビリをするとも君を励まし続けました。
今こうやって、とも君が自力で歩いていることがまだ夢のようです。いいえ、生きて隣にいてくれることすら奇跡に思えます。歩けること、自分で排泄が出来ること、ご飯が食べれることが当たり前ではないと知りました。
歩行はまだフラフラしますし、力強い歩行もジャンプもできませんが、それでも自分の意志で立ち上がり、歩いている姿をみるたびに涙が自然に出てきます。
一生懸命に歩こうとしている姿にここまで頑張ってきてよかったと心から思えます。
主治医にも脳神経の先生にも奇跡の回復だと言われています。
ここまで脳障害が起こって、数ヶ月という短期間で回復したケースを聞いたことが無いと言われました。とも君の生きることを諦めなかった強い気持ちと私達姉妹の諦めが悪い性格と数々の先生方のサポートがとも君にもう一度歩く力を与えてくれました。
特にお世話になった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。再生医療に取り組んで下さった先生、カスタマイズ鍼治療とデトックス療法を考えて下さった先生、リハビリやマッサージ、介護について、素人の私達に根気強く指導して下さった先生、とも君のFIP治療から2年以上常に寄り添い励まして下さった主治医。最新の医療情報を下さった海外の先生。脳神経と運動失調の関係について沢山教えて下さった脳神経専門の先生。
私たち姉妹はとも君の介護から沢山のことを学ばせてもらいました。こんなに何かに向き合って、真剣に取り組んだことは人生でありませんでした。
姉妹でこんなに力を合わせたこともありませんでした。
とも君が痙攣して死を覚悟した日、チューブを取り外しもうご飯を食べさせられないかもしれないと恐怖で震えた日、うんちが出なくて姉と夜中まで半泣き状態で頑張った日々を思い出すと今も本当に辛かったとは思いますが、動物を飼うことの責任、命を預かることの重大さを身をもって勉強させてもらいました。
そして何より諦めないことの大切さを学びました。4か月間の寝たきり状態の後、とも君が横転しながらも立ち上がり、私たちの方に向かって歩いてこようとする姿を見せてくれた日、苦しみの後にはこんなご褒美もあるんだって知りました。人生、諦めたらそれで終わり、毎日頑張ってれば、光が見えてくるって知りました。
とも君が寝たきりになってちょうど今、半年です。歩けるようになって1ヶ月弱。
余命宣告は、1年半で3回受けました。(FIP発症時、寝たきりなった時、てんかん発生時)
<実家に帰省して父親にも可愛がってもらっています>
とも君の介護は完全に終わったわけではないのと、私も本調子ではないので(しかしとても元気になりました)、頻度は減りますが、今後もなるべく応援してくださる皆様にとも君の様子をお伝えできればと思っております。今後もとも君の症状が悪化することがあるかもしれません。
でも今は、どんな病気にかかっても、悪化したとしてもとも君となら乗り越えられるという自信があります。
七転び八起きでこれからもとも君と一緒に歩んでいきたいと思います。
最後になりましたが、改めまして、約半年、皆様にとも君の状況をご報告できなかったことを深くお詫び申し上げるとともに、今後ともとも君の応援をよろしくお願いいたします。
<毛並みもこんなに艶々に>


