ホンダが燃料電池車の実用化に踏み切ったとのニュース。排気ガスが出ないというだけでなく、ガソリンに依存しなくていいので、本当にいいと思います。新しい技術に、反発する人は多いと思いますが、地球の温暖化が止められるなら、長い目で見ていいことだと思います。農耕民族であるアジア人の特徴は、農作物を育てるのと同じで、長い目で物事を見ることができる点ではないかと思います。騎馬民族の欧米人には、瞬間的な判断力の点ではかないませんが、遠い将来を考える力では負けません。

lakehome

湖沿いの家です。窓からは、いつも湖が見えるとても眺めのいい所です。高台なので、下のほうにはボートなどが着ける簡単な桟橋もあり、湖面の近くには別荘のような家も見えます。英語で家は、ホームとハウスがありますが、人が住んで暮らしている所がホームで、建物だけはハウスと表現するようです。

きれいな写真に見とれました。近接撮影で、いっそうきれいに見えますね。このどの我家は、ほとんど庭が無いので手入れは楽ですが、花を植えられる場所も限られていて、種類は少ないです。カナダには松ノ木が多くて、その種類も沢山あるのですが、どの木がなんという名前なのか調べるのに苦労しました。その点で、花が咲く木は、すぐに区別ができていいです。雑草には事欠かないので、今度は近くの森に行ったときに写してこようかと思っています。日本では見たことが無い形のものが多いです。

Osoyoos

オソイヨスという町が一望できる高台に案内板が立っています。天気はあまりよくないのですが、湖を見下ろすことができます。ワインを造るためのブドウの産地でもあります。アメリカとの国境に近いところで、気候は温暖のようです。

日本では沈黙は金と言って、あまりしゃべらずに黙っていることが認められています。あまりしゃべるのが得意でない自分も、この点では救われていました。ところが、カナダではテレビを見ていても、とにかく言葉が途切れない位に、よくしゃべります。しゃべらないことは、自分の考えが無いとか頭が悪いと思われます。でも、しゃべっている内容を聞いていると、子供が親に何かをうったえる時のように、同じことを別の言葉で繰り返し言っているように感じます。カナダでは、ノコギリやカンナ、モップなどの道具は、すべて押して使うようにできているのと同じで、最初に相手に対して言葉を押し付けて反応をみるというように思います。日本では、最初は遠慮して相手の言うことを聞いてみて、対応するのと正反対のようです。

カナダで発行されている日本語の新聞、バンクーバー新報にカナダと米国人から見た中国という記事が載っていました。世界最大の人口の中国は、カナダ人の40%が脅威と見ています。そして、カナダに住む中国人に対して、自分たちの職を奪っていると感じている人が、51%いるとのことです。自分中心で、周囲の環境などに気を使わない中国人は、カナダの芝生のきれいな住宅街に住んでいても、わざわざ手間やお金のかかるような芝生の手入れはしないので、嫌われています。

中国政府が民主主義や自由という言葉をインターネットで使わないように、規制をしているという話ですがやはり中国は、民主主義からは遠い国のようですね。日本も戦後、民主主義にはならなかったと、加藤寛さんが言っていましたが、インターネットの規制まではしていないのでましです。NHKの放送内容を規制しているのは、国営放送だから仕方がないのかもしれません。
アメリカ・インディアンと呼ばれていた人たちが、かっては現在のイラクの付近に祖先がいて、そこからアジア大陸を通って、当時まだ陸続きであったベーリング海峡を徒歩で渡り、アメリカ大陸へやって来たということです。この話は、インディアンの子孫にあたる女性が、Walking Peopleという本に書いています。彼らに昔から伝わる口承自伝という形で1万年前からの生活の様子が表現されています。もしもあなたが、1万年前の人々の生活に突然に入ったら、きっと自分の知っている知識を彼らに伝えたいと思います。でも、あなたが言うことを信じてもらうためには、自分でやってみせる必要があります。そして、あなたが何者なのかを信じてもらえなければ、うそつきとか悪魔と呼ばれて追放されることになるでしょう。キリストという人物も、突然に地球以外の所から2000年前の地球に現れたのかもしれません。
カナダには大勢の国からの移民が暮らしています。また、内戦などで国を追われた難民の人も受容れています。アメリカは、人種のるつぼ(メルティング・ポイント)と呼ばれていて、カナダと同じように色々な人種が集まっています。そうした人たちを、アメリカ人という一つの国民性に溶け込ませようとしています。一方で、カナダはモザイク模様の国と呼ばれています。いろいろな国の人々を受容れて、それぞれの国の文化や習慣、宗教をそのまま認めています。カナダに来て最初のころに驚いたのは、インド人がとても多いことです。インドもカナダと同じで、かっては英国の領土で、ビクトリア女王が統治していたせいかも知れません。そして、インドの人は、カナダで暮らしていても男性は頭にターバンを巻き、女性は民族衣装のサリーをいつも着ていますので、遠くからでもすぐにインド人だと分かります。カナダでは、自転車に乗るときにはヘルメットの着用が義務づけられていますが、インド人だけは免除されています。ターバンの上にかぶる特大のヘルメットなどありませんから!
カナダに来て、その土地の広大さには驚きました。そして、今住んでいるケロウナと言う小さな町の周辺でも家やビルが建っている以外のところは、広い土地が広がっています。ところが、住んでみてこちらの人と話したりして分かったことは、意外にもカナダの土地が少ないということです。カナダという国ができる前は、先住民(アメリカ・インディアンのような人)が住んでいました。そして、土地はすべて彼らのものだったわけです。200年ほど前に、カナダ連邦ができて、イギリス人とフランス人が、それぞれの州を作ったわけですが、ヨーロッパから移住してきた彼らが、カナダやアメリカに持ってきたのは、機械文明だけではなく、チフスや天然痘といった疫病を船と一緒に運んできました。そのために、先住民のほとんどが、戦争で殺されただけでなく、免疫のない彼らを伝染病が襲い、またたく間にほとんどの先住民が死んでしまいました。生き残った先住民の人たちは、カナダの国に住んでいますが彼らは、十分な教育も受けられず、国からの保障で生活している人が多いのが現状です。そして、先祖から引き継いでいる広大な土地に生活しているわけです。その土地は、広大でも都市ではありませんから、冬は-30度を越すような原野です。