ちょっと前に住団連(住宅生産団体連合会)の調査結果が出ていました。
「2011年度戸建注文住宅の顧客実態調査」というもので
3大都市圏と地方都市圏(札幌・仙台・広島・福岡・静岡)の3,539件を対象にした調査です。
これによると、
①施主の平均年齢 41.2歳
※ちなみに30~34歳が全体の21.6%、35~39歳が全体の22.5% 30代だけで全体の44.1%
②ここ数年、「建て替え」が減って「土地を購入して新築」が増えていたが、
「建て替え」が増加。
③長期優良住宅は全体の61.6%を占めている。
④投資減税型特別控除の利用者が5%ほどいる。
⑤住宅資金の贈与を受けているのは18.7%、額の平均は1,185万円。
といったことが分かります。おそらく、
①この流れはずっと続いてます。
②については昨年は大震災がありましたので、建て替えをしないでリフォームで良いかな、
という人が耐震性が比較的確実な新築(建て替え)に流れている。
③こちらもだんだん「当たり前」のながれでしょう。
④長期優良住宅をローンなしで建てた場合に受けられる控除の利用者です。
※この減税を知らない60代の施主さんもいるんじゃないでしょうか。
⑤30代で建てる人のおそらく2割強は贈与を受けている。
このへんを前提として住宅会社さんは仕事をされるといいんじゃないでしょうか。