最近変わった名前の人が増えていますよね。
さすがに「爆走蛇亜(ばくそうじゃあ)」という名前を見たときにはどうかと思いましたが、
「希星(きらら)」「来桜(らら)」「絆星(きら)」などの名前は増えているそうです。
先日、「Yahoo!知恵袋」に高2の女の子が「自分のキラキラネームが嫌で親と喧嘩をしました。謝るべきなのでしょうか?」という質問をして1,087件の回答がついていました。この数字はかなり異常な数値です。
私は、自分でインターネットに相談するくらいの年齢になってきたんだなあ、と変な感慨を持ったのですが。
私の名前もまあ、苗字が浄法寺(じょうぼうじ)、名前が亘(わたる)と、一般的にある名前ではないので、この相談した女の子の気持ちも少しは分かります。
私からすると変わった名前のデメリットは、とにかく「めんどくさい」ことです。
就職して営業という仕事からすればインパクトのある名前ということでメリットはあるのですが、学生時代はいちいち「実家はお寺さんなの?」というお約束の質問にクラス替えのたびに答えねばならないのです(会話の糸口になっていじゃないか、などというのはそのころは分かりません)。初めて出席簿で名前を呼ばれるときにも、意味もなく目立ってしますしね。就職してからも電話で応対するときに「どんな漢字なのか」を説明するのに時間がかかります。聞かれなかったけど大丈夫かな、なんて思ってるとFAXの名前欄に「法隆寺」などと書かれていて「どう聞き間違ったらこうなるんだよ!」と(以下略)。
自分で覚悟して決めたものでもないのに、人生で何千回と同じ質問をされる、同じ説明をする、ということを想像してい頂ければなんとなく感じがわかるではないかと思います。
まだ、読み方が普通なので良かったですけどね。
なので、たぶん、自分の子供にも読みやすい名前をつけるんじゃないかと思います。