ベルリン観光個人ガイド
後藤裕起子です
弊社ご利用のお客様がご感想を寄せて下さいました。
クリスマスが1ヶ月の長きにわたり続きます。
その1ヶ月の間、いったい誰が一番忙しいとお思いになりますか
教会の牧師さん?
ご家庭の主婦の方々?
お店の店員さん?
もみの木を売ってる植木屋さん?
ドイツには子供達が歌うクリスマスの歌がたくさんございますが、
その中でも
美味しい焼きお菓子をたくさん作るクリスマスのパン屋さんが一番忙しいよねっ
っていう子供たちの大好きな歌がございます。
あまり知られていないのが、
ドイツはパンの国だっていうこの事実
ここプロイセン王国の首都であったベルリンにジャガイモがやってきたのは、
18世紀の初め。。
主食はそれまでパンだったんですね。
ドイツには、パンの種類がそれこそ沢山あり、話によると地方ごとに違うものを集めると1000種類
クリスマスにはこの種類がもっと多くなるんです。
ドレスデンから始まったと言われる
クリストシュトレン
というケーキがございます。
クリストシュトレンにはドライフルーツを入れ
1ヶ月の間生地を寝かせる人もある。。
なんと気の長いことでしょう。
私のお友達は、生地を1年間寝かしていました
お目覚めになった 笑
焼いた生地は、もう絶品もの。。ひとくち口に入れたら
これぞまさしく フルーツパン
もう美味しくって、美味しくって。
程よく絡み合ったラム酒が効いていました
1年前から次の年のクリスマスのことを考えてパンを焼く
なんて心がこもっているんでしょう
それこそ伝統の中の伝統ですね
そんな気合の入ったドイツのクリスマスの焼き菓子
皆様もどうかお試し下さいませ。