旅行客の方々で町が賑わってまいりました。
そんな、ベルリンから今日は
ベルリン観光個人ガイド
後藤裕起子です
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2月6日に「新発見が嬉しい!人類の大ロマンエジプト文明」
とお題をいただき
ベルリンの大人気の観光ハイライト
新博物館をご案内させて頂きました
現在までの6000年に及ぶ人類の築いた文明
その中でも人類で初めてパンを焼いたっていう
そんなお話をさせて頂きましたよね
ご静聴ありがとうございました
そこで本日はそのエジプトの有名な町
「東西の文明の十字路!エジプト・アレクサンドリア」につきまして
触れさせていただきますと、、。
欧州の文明はギリシャ・ローマ時代から
始まったと言われています。
そのギリシャ文明の中でもオリエント文化と融合した時代がございました。
その時代をヘレニズムと言うんです。
歴史的には、
アレクサンドロス大王の東征、
または大王の没年からローマのエジプト併合までの
約300年間と言われています。
地理的に見ますと、ギリシャ、マケドニアから、大王が征服した東方地域を含みます。
紀元前334年〜紀元前30年頃までのそんな昔のこと。
ギリシャ人とインド人は、このアレクサンドロ大王の遠征の前から
交流があり、実際ギリシャ人がインドに定着していた頃があったと、、。
インドで生まれた仏教とギリシャ思想とが交流していたそうなんです。
アショーカ王の出現により、インドと西方世界との関係が活性化し、
シリア、エジプト、マケドニア、エペイロスなどに広範に仏教が広まり、
ヘレニズム世界に大きな精神的な影響を与え、
ひいては、
キリスト教世界の成立にも、
波動を与えることになったそうです。
アレクサンドロス大王の出現以降
キリスト教が出現するまでの時代の中心になったのが
前述したアレクサンドリアだったっていうんです。
このアレクサンドロス大王は、
ギリシャのマケドニアから南下し、
エジプトに遠征をします。
その時、
艦隊の根拠地として創建されたのが
このアレクサンドリアなんですって、、。
彼の死後、遺体は、この街に埋葬されました。
アレクサンドリアは創建以来、
ヨーロッパと東方感の最大の交易拠点となって行きました。
その当時、都市はヘレニズム文化の中心として栄え、
ユダヤ人の最大の人口を抱える街でもありました。
ギリシャ語で教える一流の大学や、
プトレマイオス1世が建設したアレクサンドリア図書館は
世界最古の図書館であると言われています。
また対外貿易に重要な役割を果たした有名な灯台もありました。
当時インドの仏教徒の方達が中国にもわたり、
また貿易商人達とアレクサンドリアにも渡り、
アレクサンドリアは、
異民族の大きな出会いの場所であり、
各地の経済が交流する場所であったのです。
インド人やギリシャ人の他にも、
シリア人やユダヤ人もいて
まさにコスモポリタン的雰囲気を醸し出していたようです。
この人間と人間、文明と文明との出会いがあるところに
未知の発見が生まれてくる
その歴史が、ベルリン博物館の島の新博物館にて
ご覧になれます。
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