ベルリンからこんにちは

ベルリン観光個人ガイド

後藤裕起子です。

 

今日もゆっこのブログにお立ち寄りいただきまして

誠にありがとうございますピンクハート

 

 

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本日の小話は、

音楽の捧げ物、プロイセンからバイルートへ

 

です。

 

ベルリンはプロイセン王国の首都

プロイセンの国の第二代目の王様

フリードリッヒ・ヴィルヘルム2世の長女の名前は、

ヴィルへルミーナっていうんです。

 

 

ヴィルヘルミーナは、プロイセンから

バイロイト辺境伯に嫁いでいきます。

 

 

その頃の常であった

まさに政略結婚

 

 

フリードリッヒ・ヴィヘルム2世の長男

フリードリッヒ2世は、

 

姉のヴィルヘルミーナと

大変仲が良かったという話は、ここプロイセンでは有名なお話しなんです。。

二人の交わした手紙が残っていて、

 

色々な告白をしています。

 

ハートブレイクハートブレイクハートブレイク

 

 

このヴィルヘルミーナはかなりの音楽家で

 

嫁いだ先のバイロイトにオペラハウスを建築させます。

1748年には、

娘の結婚がありその時にまだ完成していなかった

このオペラ劇場のこけら落としをお祝いだって言うんで、

一緒にやっちゃったらしい、、。

 

 

ウインク

 

 

飛んでる人ですねビックリマーク

 

チョキ

 

 

この劇場は、

辺境伯歌劇場として欧州ではダントツに美しい劇場だと言われています。

 

バイロイトといえば、

ワーグナーのバイロイト音楽祭が毎年8月に行われ、

世界的に有名な音楽の街。

 

そのワーグナーは、このヴィルへルミーナの建てたオペラ劇場を見て、

初めは自分の作品をここで上演させようと、

考察していたらしい、、。

 

 

この建物の中は、

弟のフリードリッヒ2世がポツダムに建てたサンスーシ宮殿に

内装もしっかり似ているそうです。

 

 

挙げ句の果てに、

ヴィルへルミーナの音楽の才能はもとより、

オペラのシナリオを書いたり、、

ってなわけで音楽監督も務めるようになっていたそうです。

 

 

メンデルスゾーンのお姉さんのファニーは

メンデルスゾーンよりも才能があり、

同じ教育を受けることができていたなら、

メンデルスゾーンよりもすごい音楽家になっていたと言われていますよね。。

 

 

なんだかそんなモードスが脳裏をかすめました。。

 

 

音譜

 

 

その頃、やはり王国であったプロイセンと辺境伯とでは、

国力も違い、

都会から田舎へ引っ越してきたヴィルへルミーナには、

音楽の他には文化的な刺激がなく、

 

音楽の虜となっていったのでしょう。。

 

 

音楽の大先生はプロイセンからお呼びしてきていたそうです。

 

 

こんなところで、歴史は繋がっていっているんだなって、、。

楽しい空想が頭の中をかけ抜いていきましたよ。。

 

 

コーヒー

 

本日のコーヒーブレークにラジオを聴いていたら

FMで、ベルリンフィルが本日のお誕生日に

今年はバイロイトで演奏会を開いたと言っていました。

 

 

ドイツ日本

 

このバイロイト辺境伯歌劇場はユネスコの文化遺産になっています。

 

では、またビックリマーク