ほっぺたが落ちる程美味しい
ベーリッツの白アスパラガス 於 ドイツ国会議事堂のレストランで
皆様、ベルリンからこんにちは!
ベルリンを中心に東ドイツのガイドを承っています
後藤裕起子です。
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是非ともお聞きくださいね。
本日は、世界一の味を誇るベーリッツアスパラのお話です。
ベルリンから在来線に乗ると、南西方面に1時間ほどで到着するベーリッツ。
2015年の統計によりますと、
人口12166人っきり。
あんなにアスパラが有名なので、これっきりしか人間が住んでいないんだ〜って
少々驚きです。
誰が収穫を手伝っているんだろうって聞いてみると、
お隣のポーランドから季節労働者として
刈り取りのお手伝いをしてもらっているとか。
このベーリッツに1300 haのアスパラ専用の畑があり、16000 t のアスパラが取れるそうです。
このアスパラの旬は
4月半ばから6月半ばまでの2ヶ月しかないんですね
だもんで、
2ヶ月で16000 t ということは、1週間に2000 tもの生産量
アスパラ一本って20gはしないでしょっ、、、
ってことは、1週間で約10万本のアスパラが人の手でもぎ取られて行く。。
そのうちの何本かを、拙宅でも毎年楽しみに頂いております。。
さて、
このベーリッツの街に白アスパラを栽培し始めたのは、いつなのか
1861年なんですって。。
日本が開国を迫られていたあんな時に、
アスパラの大量生産の畑が耕されていたとは、、。
このベーリッツでは、今年は
6月1日 〜 6月3日までアスパラ祭が繰り広げられます。
街の中には、ビールの醸造もあれば
アスパラの食べれるレストランも多数ございます。
毎年このお祭りには3万人のビジターが訪問しているそうです。
街の人口の2倍の訪問者に嬉しい悲鳴を上げているのが
ここベーリッツです。
ベーリッツと他都市のアスパラを比べてみると、
歯ごたえもしっかりしていて、何しろ太さが違います。
また付け合わせは無しで、
そのままホランデイズというソースをつけて食べることもできますし、
カツレツをつけたり、お魚の塩焼きをつけたり、
お芋はふかし芋のライプがほとんどです。
ビールも白ワインもマッチします。
春にベルリンをはじめ東ドイツをご訪問予定の方、
このベーリッツ白アスパラ
是非お試しくださいませ。
本日もベルリン発ゆっこのブログにお立ち寄りいただきまして
誠にありがとうございました
ダンケ シェーン