どもっす。。

ベルリン観光個人ガイド

旅のデザイナー後藤裕起子です

 

UFO専用車でス〜イスイ無駄なくご観光車

 

欧州の歴史と共に生きて33年

ウインク

http://berlin-kankougaido.com/leipzig.html

 

アップ

 

ベテランガイドの深堀り、

ヨーロッパに眠る文化を惜しみなくお伝え致しますはてなマーク

 

本に書いていない生きたガイディング

ベルリン、東ドイツのガイディングはお任せ下さいまじかるクラウン

 

 

木漏れ日が心地よいベルリンから今日はチューリップ黄

 

本日はベルリンから車で2時間のライプチッヒの誇る

トーマス教会の聖歌隊のお話です。。

 

 

日本ではウイーン少年合唱団の大変綺麗な歌声は人気ですよね。

私も東京に住んでいた頃、聞いた事がございました。

あの透き徹った音。。

涙が出る程感動致しましたよ。

 

 

そのウイーン少年合唱団よりももっともっと歴史の長い

ライプチッヒのトーマス教会の聖歌隊は

1212年に創立されたそうです。

 

今から5年程前に、

 

創立800年の佳節を迎え

盛大なお祝がございました。

 

ベルリンが文献に初めて出て来たのが1237年ですので、

それよりも古い

増して当時すでに文化の使節の聖歌隊が存在していた史実。

 

その貴重な歴史を現在まで担いで来られた方々に、

頭が下がります。

 

ライプチッヒは見本市とそれに並行して文化都市として

有名です。

 

 

この文化都市であるからこそ、

トーマス教会の聖歌隊も大きく成長して来たのでしょう。

 

JSバッハが1723年にトーマス教会の音楽監督に就任しました。

JSバッハは自ら立派な演奏家として演奏をする事のみならず、

 

大学でも教鞭をとっていましたし、

何よりもトーマス教会の聖歌隊の指導も引き受けていました。

 

教会の音楽監督という任は、

大変多忙な仕事だった様です。

 

毎週金曜日モテッテという小さい規模でのミサがあり、

そこでも聖歌隊の青少年達はパイプオルガンの伴奏で歌います。

 

ライプチッヒにたまたま金曜日にご訪問できれば、

18時に約45分間位、

ミサにご参加されるのも素晴しいご体験になると思います。

 

「ええ〜っ 僕はキリスト教信者じゃないから」

 

な〜んて遠慮は必要ございません。

 

ミサ自体は無料でご参加できるそうなんですが、

このミサで皆で歌うという慣習がございまして、

その歌が印刷されている用紙が配布されます。

その料金という事で2€寄付のお気持ちで置いて行って下さいね。。

 

文化は宗教の延長線上にあるもの、、。

 

 

このトーマス教会の聖歌隊は約100名の青少年で成り立っており、

普段は学校になっていて寄宿舎で皆で一緒に生活をしています。

 

元々の創立時代は、

修道院に附属していた学校形式の合唱団だったそうで、

そのままその歴史が続いているんですね〜

 

 

現在は

シュヴァルツ氏が音楽監督であり、

氏も自らトーマス合唱団ご出身だそうです。

 

 

ドキドキ

 

 

ライプチッヒといえば忘れられないトーマス教会の聖歌隊

 

特に

 

クリスマスのオラトリオは素晴しく、

弊社のお客様にも大変人気です。

 

 

6月にはライプチッヒはバッハフェストで賑わいます。

 

今年の目玉は何だろう〜って今から楽しみですよ

 

 

セキセイインコ青本日も当ブログにお立ち寄り頂きありがとうございました流れ星