どもっす。。
ベルリン観光個人ガイド
旅のデザイナー後藤裕起子です♪
専用車で広〜いベルリンをラクチンご観光
先日のお客様には、ベルリン名物を3つもご所望頂きました。
その内の1つ
ケーニクスブルガークロップセ
何じゃこの長い名前、
覚えきんな〜いって思っている方もいらっしゃるかも、、。
そもそもこれは大きく分ければ2つの単語から成り立っています。
ケーニクスブルグ
というのが地名でロシアの
カリーニングラードのこと
クロプセというのは、
肉団子の複数形。
ケーニクスブルグ風肉団子達っていうわけ
これにケッパーのホワイトソースがついています。
このケッパーは酸味があり
サーモンのお料理にもよく使われています。
日本語の辞典で調べたら
西洋フウチョクボクですって、、。
こんなハーブご存知ですか
ところで、
気になるのはなぜそんなロシアの地名の付いたお料理名が
ベルリンにあるのか、、。
文献にこのレシピがあるんです
何でも1845年に既にこのお料理がベルリンにあった
いっ〜つも私をエキサイティングにさせてくれる
ここヨーロッパの歴史なんですが、
このお料理も然り。。
1701年にプロイセン王国が
神聖ローマ帝国の皇帝の許可を得て、
成立。
その時代プロイセンという国は
飛び地だったんです。
そしてこのケーニクスブルグもプロイセンの領地に入っていて、
この地でプロイセンの初代王
フリードリッヒ1世は戴冠式を行った
だもんで、
今はロシアでもその当時はプロイセン王国今で言うドイツであった訳
このひき肉のお団子は、
レシピを見えるとハンバーグの作り方そっくり。
豚と牛のひき肉が半分ずつお団子にして
ブイヨンの中でゆでます。
茹でているうちに不必要な油が出て行くので
さっぱりしていておいしいんですね
是非お試し下さい。
グーテン アペティート
ええ〜っ、お客様に何処で召し上がって頂いたかですって
森の中、湖の畔にあるベルリンのレストランです
本日はベルリンの郷土料理の巻でしたぁぁ