ベルリン観光個人ガイド

後藤裕起子です。

http://berlin-kankougaido.com

 

12月19日夜20時30分過ぎに起きた

忌まわしい惨事。

 

 

平和の象徴ベルリンのクリスマス市に

大型トラックが突っ込み

現在まで12名の方がお亡くなりになり、50名の方が怪我をするという

大事故が起きてしまいました。

 

 

初めはテロかどうかの確定が100%できなかったのですが、

事故2日後には、それが確定。

 

 

当初容疑者であったパキスタン人は間違いだった

 

叫び

ということで釈放し、

 

現在24才のチュネジア人であることが確定した様です。

 

 

そのチュネジア人の顔写真が昨晩のTVのニュースで流れ、

 

ヨーロッパ中に

 

捜査のネットが張られました。

 

 

ウオンテッド

 

 

見つけた人には100.000 €(1200万円の賞金)の賞金が支払われます。

 

 

容疑者は、現場に乗り込んだトラックの中に

自分のパスポート、財布を置き忘れ、逃げる途中で

スマートフォンをなくしているとか。

 

 

この容疑者がこの大惨事を犯したのは、

ほぼ確定だと言われています。

 

 

このチュニジア人は2011年にチュニジアから

南イタリアの地中海に浮かぶ島、ランペドゥーザに渡り、

欧州入りをし、

すでにイタリアで学校に放火をするという前科者。

 

その後

 

2015年にイタリアで釈放され、

 

ドイツに入国。

 

ドイツでも数カ所を点々としています。

すでに今年の6月に滞在ヴィザが切れていた。

 

 

にもかかわらず、

 

チュネジアも彼の帰国を拒否し、

そのままになっていたそんな状況下であったらしい、、。

 

 

その辺り、

今やドイツのみならず欧州中の様々な批判の声が

ラジオで流れて来ます。

 

 

そんな中、

 

本日11時には、

西ベルリンの記念教会の広場で

クリスマス市が再開されるとか、、。

 

 

そのクリスマス市が開かれることに対し、

市民にベルリンのラジオ局がインタヴュー

 

 

「テロリストに私達の伝統を壊させることはできない。

この恐怖心をかき立てるのが彼等のねらい。

だから、このまま人生が続いていくように、

今までの様に続けるべきだ」

 

自由の町ベルリン

ベルリン子の自由のスピリットは誰にも侵すことは出来ない

 

 

そういう強い意志を持っている方達が

立ち上がって来たような印象を持ちました。

 

 

 

ベルリン大聖堂で今夜、催される

クリスマスコンサート

 

ベルリンラジオ附属合唱団

ベルリナードーム附属合唱団

 

ドイツシンフォニーオーケストラの演奏は

本事件でお亡くなりになられた方々への

追悼のコンサートになります。

 

 

メモ本日も当ブログにお立ち寄り頂きまして心よりお礼申し上げます。