どうもっす。。
東ドイツ観光個人ガイド
後藤裕起子です♪
専用車で回る東ドイツ御観光
http://berlin-kankougaido.com/weimar.html
ベルリンを始め東ドイツの観光名所ご案内致しております
横浜からのお客様とにお伴して、
ゲーテの家を訪れてからちょっと時間が経ちます。。
大変ご熱心な勉強家のご夫妻でした
ドイツの生んだ世界の大文豪の１人に
ヨハン ヴォルフガング ゲーテがいます。
彼の著作ファウストで有名ですよね
ゲーテの生家はフランクフルト アム マインにあります。
ここワイマールには、
ゲーテはワイマール公国の大臣として招かれ、
生涯ここで命を捧げることになります。
今日は読者の皆様に
テーマ「人間ゲーテ」の中から、
ゲーテの結婚に付いて
ご紹介させて頂きますね。。
ゲーテの事実上の結婚は、３８才。
１７８８年７月のことだったらしい、、。
すでに作家としても確固たる名声を勝ち得ていました。
政治家としても１０年以上に渡り活躍をしていました。
その彼が結婚の相手として選んだのは、
どういう人だったのか
名家の人でもない、特に学問のある人でもなく、
美貌の人でもなく、ゲーテの夫人となったのは、
町の造花工場で働いていた
平凡な女性だったそうです。
当時２３才。
クリスティーネ ヴルピウスさん。
彼女はきちんとした教育は受けておらず、
両親を亡くし、貧しい生活を送っていたそうです。
しかし、
朗らかで、明るく、逞しい、気立ての良いお嬢さん
であったと言われています。
どういう出会いであったのか
気になる所，、
政治家であったゲーテにあてて、
就職を取りはからってくれる様に頼む兄の嘆願書を、
彼女が直接、ゲーテに届けたことがきっかけになり、
彼女と語り合う中で、
ゲーテは心を引かれて行ったとか、、。
そして２人は、事実上の夫婦として
一緒に暮らす様になりました。
正式な結婚はその１８年後の１８０６年の１０月です。
それは、
当時の封建的階級社会には凡そ受け入れられない、
身分の違う結婚でした。
周囲は喧々たる非難や中傷を浴びせかけたそうです。
上流社会の女性からも
どんな嫉妬の悪口を言われようとも、
彼女は平然としていたそうです。
世間のねたみや無理解以外にも、
２人に襲いかかった苦労は大変な物があったのでしょう。。
ゲーテが思い病に倒れた時は、彼女は我が身をなげうって
看病にあたりました。
ナポレオンが攻めて来て、
ゲーテに危害を与えようとした時、
敢然と立ち上がり、身を以てゲーテを守り抜いた。
この２つのエピソーデは有名な話しです。
２人の間には５人の子供が生まれますが、
４人は亡くなってしまい、
２人の唯一の子供となった長男は、
ゲーテが４０才の時の子です。
ゲーテは大変に可愛がりました。
この長男は、
やがては、父の助手を務めます。
しかし、
ゲーテの助手という重荷にたえかね、
酒に溺れ、ローマで客死をしたそうです。
享年４０才だったとか、、。
長男の死は
ゲーテがなくなる１年半前のことでした。
ゲーテに取って大変に大きな衝撃だった様です。
さらに、
ゲーテには３人の孫がいました。
長男の子供で２人の息子と１人の娘でした。
息子は２人とも６５才まで生きましたが、
娘は１７才のとき病気で亡くなります。
このため、
ゲーテの血筋は、孫の代で途絶えることになったのです。
人間ゲーテに肉薄する
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