活劇工房『どんでん』観劇っ♪♪♪
明大活劇工房『どんでん』観てきました@明大地下アトリエ
創設三十五周年記念公演、そして卒業公演ということで、いつにも増して気合いの入った素敵なチラシだなーと思っていたのですが。
本当に、本当に。びっくりするほど楽しい舞台でした。スピード感のあるドタバタ劇で、細かいギャグと張り巡らされた伏線に笑いっぱなし。今までに地下アトリエで観た公演ではダントツで面白かったです![]()
学生の演劇サークルなので、役者さんによって演技力のレベル感が違うのは仕方ないとしても、それを凌ぐ面白さが荒木駿さんの脚本と演出にあって、尚且つ演劇に一番大切なもの・・・それは情熱で動ける純粋さであったり、楽しむ気持ちであったり、楽しませたいという思いであったりするのですが、それらがキラキラと舞台から溢れ返っていて。この精神性は芝居の全てを凌駕すると信じて止まない私の心にガンガン響いてきたのでした。
舞台はホテル。変な人達が集まっちゃってもー大変という物語。失礼ながらあまり目新しい題材ではないのだけれど、それでもここ最近で一番笑えたお芝居で、楽しくて楽しくてしかたありませんでした。![]()
印象的だったのはラストシーン。これまたお決まりの大団円ですが。帰る客の優しい言葉(ツンデレ気味)と、それを聞いた後のホテルマンの笑顔とお辞儀にドキっとしました。素敵なカタルシス。すごく暖かでいいラスト。欲を言えば、ホテルマン全員(3人)いてほしかったな、と。皆でホテルマンとしての喜びを味わって欲しかったな。
そして、主役のホテルマンを演じた一橋純平くんが素晴らしかったです。前回観たBOX101『生者不信』で演技力の高さに注目していたのですが、 今回はまるで別人の空気を醸していてびっくり。 前回のヤサグレ感は微塵もなく、フツーの等身大の役で。器用でブレを感じず、軽やかなのに地に足が着いた素晴らしい演技。将来を観たいなって強く思いました。まだまだ若いですが、どんどん引き出しを増やしていい役者さんになるんだろうな、と。
ちなみにBOX101では岩倉頌磨くんも素敵だったのですが、岩倉くんが天性の華の持ち主なら、一橋くんは卓越した技巧の持ち主。集中力も素晴らしい。うん。良いです。すごく良いです、二人とも。将来が本当に楽しみです♪
何より今回、活劇工房の真骨頂を感じました。35年受け継がれてきたものの素晴らしさが舞台から溢れてて、記念公演に相応しい、素敵な公演でした。観て良かったです。心から、そう思いました。
そうそう、転換のパフォーマンスがスタイリッシュでかっこよかったのですが、卒業生の和田亮一くんが指導したとのことでした。彼は5月にPEACEという劇団を立ち上げるので、一気にその公演が楽しみになってきました![]()
ちなみにクリスマス前だったので(感想書くの遅くてすみません、、)明大キャンパスはイルミネーションがとてもきれいで。すごく楽しくていい気分で。帰りたくなかったなぁ。。ロビーには歴代の看板が並べられてて。その中に、大好きなエムキチビートの第2廻公演『桜花狂咲』もあって。なんだかすごーく幸せを感じました![]()
ああ、よかった。本当に観てよかった。楽しかったし、幸せでしたから。もう一度観たいって激しく思いましたもん。(しかし翌日は別の観劇予定があり、はしごの出来ない時間帯だったので断念。)演劇ってこういう気分で観るものですよね。大切なことをいつも再確認させてくれる活劇工房。劇団員は変わってもずっと受け継がれるその精神が、心底好きです。また行きます♪

