投資や資産運用を知らない人たちが手軽に行える手段として
つみたてNISAとロボットアドバイザーというものが話題になっている。
どちらも手軽で(比較的)安全で格安な資産運用法である。
だがこの両者、実は相性としてはあまり良いとは言えない。
・・・というか悪い。
それはなぜなのか?
今回の記事ではその辺りを深掘りしてみたい。
1.つみたてNISAとは?
まずこの二つの運用法についておさらいしておこう。
つみたてNISAとは2018年から始まった金融庁肝煎りの資産運用制度だ。
ポイントは3つある。
・少額の積み立てを長期間行う個人投資家を増やす
・手数料の安い投資信託を厳選し、つみたてNISAの対象としている
・つみたてNISAで運用した利益は原則非課税
2.ロボットアドバイザーとは?
AI(人工知能)の技術を駆使して、安全かつ賢明な資産運用を自動で行うシステム。
利益を大きく出すことより損失を最初減に食い止めることをセールスポイントにしている。
運用各社によってコンセプトにちがいがあるが、
ポイントとしては以下の通りだ。
・徹底的な分散投資を行う
・相場の乱高下に対して資産価値の波を低減させる。
・運用まで任せるタイプと、アドバイスのみのタイプに分かれる
3.相性が良くないとは?
どちらも知識の足りない多くの人達には、願ったりかなったりのシステムだ。
ところが、相性が良くないというのは
ロボットアドバイザーによってはつみたてNISAが使えないことがある
ということだ。
4.なぜ使えないのか?
理由としてはざっくり申し上げると
つみたてNISAに選ばれている投資信託だけでは
ロボットアドバイザーが勧める金融商品をカバーしきれないのだ。
特に、運用まで任せるタイプのロボットアドバイザーは
つみたてNISAを併用できないのが現状のようだ。
5.ではどうすべき?
でも両者の良さをうまく活用したいものだ。
その方法としては以下のようなことが考えられる。
・ロボットアドバイザーをアドバイス型にする
・アドバイスを受けた中につみたてNISAで運用できる投資信託を見つける
・見つけた投資信託はつみたてNISAで運用する
というものだ。
しかしこうなると手間がかかるので、
誰でも手軽にというコンセプトから外れてしまうかな?
6.まとめ
ロボットアドバイザーもつみたてNISAも
手軽に安全かつ賢明な資産運用ができる手段である。
ところがコンセプトにずれがあるため
両者を併用することは今のところ難しい。
どちらを選ぶかは結局のところ自己責任ということ。
(この記事をもとにした最終的な判断は自己責任にてお願いします)