私のガット張りショップの近くにも、同じようなガット張りのショップがあります。



大型の量販店もガットが張れるので、それも含めると5~10箇所と言ったところ。



以前に勤務していたテニススクールでは社員のテニスコーチだったので、レッスンの他にこう言ったショップを回る営業活動もしていため、どんな状況かまでわかる。



その業務のおかげで今の私があるのですが。



ある意味、これは強みかもしれません。



さて、先ほど5~10箇所ある、と話しましたが、実は当初より2~3箇所減ったと言う怖い事実があります。



一つはコロナが原因でなくなってしまいました。



もう一つは接骨院とガット張りをやっていると言う、とても変わった形態のショップ。



外から見ると接骨院なのですが、ガット張りもやってるよ、という看板もあり少し前までガット張りもやっていたのですが、今は接骨院に専念しているようです。



その二つは私の店から近く、やってくるお客さんの中には、そこから私の店に移ってきた方もいます。



もう一は、いきなりショップをやめてしまいその後店主の行方が分からなかったのですが、



実は、その店主の父親もガット張りのショップをやっていて、そこを引き継いだようです。



その父親の店も私が回っていたので、顔見知りで、私が今の店を引き継ぐ話をしたら、



「いいなぁ、私も75才になるから誰かにここを引き継いでもらいたいと思ってるけど」



と言っていたのを思い出しました。



息子が店を引き継ぐ事になって良かった。



私も75才になるまで続けるのが目標です。



さて、個人のガット張りのショップは一ヵ所を除いて、張り人の資格を持ったストリンガーが張っていますが、



大手の量販店では、新人社員がガットを張っていて、明らかに力を入れていないところがありました。



名前は言えませんが、言ったら誰でも分かる量販店です。



これは、私がそこの店長から直接その話を聞いたので、張りに関しては無頓着とまでは言いませんが、



少し前に書いた私のブログで、「張り上がりに10日かかる」と言う量販店です。



そこでラケットを買っていれば、かなり安く張ることが出来るようですが、さすがにそんな感じなので、私の店に持ってくる人が多い。



正直、有難いです。



ビクトリア、ときわスポーツなどは社員に張り人の資格を取らせようとして、張りに力を入れている量販店もありますが、全部の量販店がそうではないので、張りに敏感な人は避けた方が良いでしょう。



さて、それらの店と比較して、私のショップには強みがあります。



所有しているガットの種類が多い事です。




普通ならパッケージが分かるように縦に展示するのですが、種類が多すぎて店の壁全部使っても足りない。



これは前の店主がこうしたのですが、管理する私は大変で、何がなんだか今でも分かっていない。



在庫管理が大変ですが、皆さんに満足していただけるよう努力したいし、更にガットの種類を増やす事も検討したい。