日本人のテニスと言えば、ダブルスが主流です。



コート1面で、2人よりも4人の方が効率が良い、



多くの人が集まっても一度に4人入れるダブルスなら、6~8人のグループでもスムースに回すことが出来ますし、



何と言っても、日本は高齢化社会、



年配の方は、ダブルスの方が動きが少ないのでやりやすい。



「シングルスなんてムリムリ」

(ヾノ・∀・`)



「体力がもたないよ」



「足が動かないからダメダメ」



もちろん、足を動かす量はダブルスよりもシングルスの方が多いですし、体力もダブルスよりはるかに使います。



しかし、今回のテーマは別の側面から日本人はシングルスの方が向いているのではないか、と言う話になります。



テニススクールスクールで、レッスンをしていると、生徒さんから、



「コーチ、私皆さんに迷惑かけて申し訳なく思います」



「どうしてですか?、そんな事ありませんよ」



「イヤイヤ、ラリーが続かなくて迷惑かけているんじゃないかといつも思ってしまいます」



こう言われる方は非常に多いのです。



「ラリーの時にボール出しが上手くいかなくて」



「ボレーボレーが続けられなくて」



「ダブルスの時にミスってばかりで」



最後のダブルスの時にペアに気を遣いすぎて、楽しめない、と言う方は結構いるのです。



初級から中級に昇級しても、前の初級の方が居心地がよいので上がらない人もいる。



言ってみれば、テニススクールに通うと言うことは、テニスが出来ないから通うわけであって、



その当たり前の事が、回りに迷惑をかけている、と言う意識を持たれる方は非常に多い。



そこで、私はレッスンの人数が少ない時に、他人に気を遣わないで済むシングルスをよくやったのです。



そこで、必ず皆さんが言うのは、



「シングルスは謝る必要がないんですね」



一人でプレーするので、当たり前なんですがそれが快感に感じられる。



ストロークをネットにかけても、



簡単なボレーを、ミスしても、



ダブルフォルトをしても、



謝罪する必要がない\(◎o◎)/



全て自分のせいで相手が喜ぶだけ。



シングルスが好きだと言うのは、日本だと少数派なように感じますが、もちろんいらっしゃいます。



一人でプレーするのが好きで、シングルスをやる方もいれば、



テニスコーチなどは、日頃レッスンがありスクールでは4人揃わないので中々練習できず、試合がぶっつけ本番になってしまうので、シングルスがメイン。



他人に、気を遣いすぎる人に取ってもシングルスにハマる良いキッカケとなります。



常々思うのは、テニスはダブルスだけではないので目先を変えてテニスを楽し方を変えるのもアリです。



逆に私はシングルスばかりしてきたので、いつも練習している友人と、人を集めてダブルスをやる計画をしています。



テニスの楽しみ方は様々です。

(^-^)v