少し前に、私が勤務していたテニススクールのジュニアのお母さんが、



「うちの子に、私がOLの時に使っていたラケット、使わせようと思うんだけど、どうでしょうか?」



見た感じは、女性が使いそうなラケットでしたが、




秤に載せてみたら、




その子は、まだ小学生4年生の女の子でした。



むかしのラケットは要注意です!。




私のガット張りのお店は、古い商店街の一角にあります。



全店主がその商店街の商店会に入っていたので、私も引き続き加入していますが、



この商店街の問題点は、それぞれの店の跡継ぎが、いないことなのです。




会う人、会う人は皆私よりも年上、



それも一つ二つではなく、どう見ても10才以上上の方、八百屋のおじさんも、床屋のおじいさんも。



この辺は、日本の問題点と言えるかもしれません。



私は15年以上はここで仕事をしようと思っていますが、その時ここの商店街がどうなっているか。



「今度、あのガット張りのお店は若い人に代替わりした、いいな」



と言われています。



高齢化社会の日本の問題を見ているような感じ。



ご存じの通り私は還暦 ┐('~`;)┌。



高齢化の問題はテニスコーチにもあるよう。



先日、私の店にきた前勤務先の生徒さんが、



「今、プライベートでレッスン受けているコーチが体調が回復したのでレッスンやる、と言っているんだけど奥さんが反対しているんですよ」



「どうして、奥さんが反対されるんですかねぇ。うちの奥さんなら働いて稼いでくれって言いますよ」



「多分そのコーチが88才だからですよ」



「エーーー、はちじゅう、はち………(○_○)!!」



「ラリーやゲームできるんですか(-ω- ?)」



「いや、ボールだしだけど、本人、レッスンやれるうちはレッスンやる、と言っています」



そりゃ、奥さん、反対するわ。



さて、私の店の跡継ぎを募集します。



ただし、先ほど話した通り15年は頑張る、いやもっと頑張るつもりですので、そのつもりでいてください。



張り人の資格を持っていて、テニスコーチの方が応募資格です。

(*^-^*)