以前にテニススクールのレッスンで、カウントが数えられない人の話をしましたが、今回はそうではなく審判などやらせると、ちゃんと数えられるのですが、



実際に自分がプレーすると、カウントが頭に入っていない人の話です。



テニススクールだと、クラス担当のテニスコーチが、


「フィフティーンラブ」



「サーティイラブ」



とゲーム練習でカウントを数えますが、たまに



「今日はセルフジャッジでゲームしましょう」



みたいな日をつくると、最初のうちはサーバーが



「フィフティーンラブ、フィフティーンオール💦」



と数えながらゲームを進めるのですが途中からサーバーがカウントをコールするのを忘れ、そのままゲームが進み、コーチが



「皆さん!、今カウントいくつですか?」



「???????」



初級、初中級などではよくあることで、シニアクラスでは日常茶飯事(゜゜;)\(--;)



中級以上でも、こう言う人は結構いるのです。



先日市民大会を見に行った時に、自分の生徒さんの相手がこんな感じの相手で、ポイントが進む度に、



「いま、いくつでしたっけ?」



と聞いてくる。



正直、これはチャンスだと思いました。



案の定、大切なポイント、たとへばゲームポイントなどで雑なプレーが目立ち、



ゲームポイントを取られて、コートチェンジをしようと私の生徒さんが動いたら、



「あ、今のってゲームポイントだったんだ!」



そんな感じて、私の生徒さんがマッチポイントを取って勝った瞬間も、



「今のマッチポイントだったんた!、残念」

(/。\)



明らかに相手の方がテニスは旨かったですか、勝敗は逆の結果になりました。




ジョン・マッケンローの本に、



「ビックポイントを制するモノが勝利する」



とありましたが、その見本のような試合でした。



野球やサッカーは、相手よりも一点でも多く取った方が勝ちですが、



テニスは、相手よりも多くポイントを取った方が勝つとは限らない。



よく、試合のサマリーでトータルポイントが表示されますが、負けた相手の方が取ったポイントが多かった、何てことは良くあるのです。



つまり、大切なポイントを確実に取っていくと勝利する、勝てると言うこと。



私が思うに、サーティイオール(30-30)も取るとゲームポイントになるし、



サーティイフィフティ(30-15)、フィフティサーティイ(15-30)も取った取られたで、次にゲームポイントが絡んでくるので集中力が上がる。



逆に、サーブが良い相手で40-0になったら諦める訳ではないのですが、次のゲームをしっかり取る準備になる。



つまり、ポイントを意識することはとても大切なのです。



実は、昔ダブルスを組んでいたペアがそんな感じで、試合中に



「いま、いくつだっけ?」



しょっちゅう聞いてくる。



なので、大切なポイントになったら



「今、ゲームポイントだよ、(マッチポイントだよ)」


と教えながら試合してました。

\(+_<)/


彼はテニスはかなり出来たので、私たちは結構勝てましたが、シングルスは弱かった。

(丿 ̄ο ̄)丿



ポイントは常に意識しながらプレーしましょう。