たまには、テニスの話をしなくてはいけませんね。
先日終わったマスターズ1000、マドリードは今日のテーマ、
「粘りあいが怪我を招く現代テニス」を絵に描いたような大会だったと思います。
私の私見なので、異論がある方ももちろんいると思いますが。
大会は久しぶりにルブレフが優勝しましたが、それは良かったのですが、
少し前に書いた「現代テニスの退化した部分」でも書きましたが、今のテニスはボレーの頻度が少くストロークを打ち合って、
相手の攻撃をしのいで、チャンスが来たら攻撃する、チャンスが来るまでの粘りあいのテニスに見えます。
つまりポイントを取るまで体力を使う、マラソンのようなテニスになっていて、飽きてしまう、と言うことを書きました。
マラソンは一つの大会に出ると、数週間間を空けてから次の大会に臨むそうですが、テニスはそうはいきません。
次の試合が翌日にあり、優勝したら次の週からまた次の大会が始まる。
マラソンを走ったのに休みを取れず、試合しなければならない。
結果どうなるかと言うと、今回のマドリードのようになる。
いうも勝ち残る、シナー、メドベージェフがベスト8で棄権、
ナダルに勝ってベスト4まで勝ち上がったレヘツカも棄権。
シナー、メドベージェフの試合は当日この2試合だけだったので(ダブルスはありますが)、この日のチケットを持って会場にいらした方は本当に不幸です。
一方、決勝まで勝ち上がったルブレフは、今年初めの試合で優勝してたのを最後に、その後三回戦以上にいけず不振でしたが、
逆を言うと、大会間に時間が取れて調整をしたり体力を維持することが出来た。
オジェアリアシムは、決勝までの間、ナント三試合が相手の棄権、しかも準々決勝、準決勝と連続して相手の棄権と言う幸運に恵まれたと言える。
サーブが決まりにくいクレーコートでは、こういった傾向が出るでしょう。
シナーは、万全の状態でないと全仏には出ないと言っていましたが、
シナーもメドベージェフも全仏に出ないとなると、興味が半減していまいますね。
😠💨