日本人のテニスはダブルスが主流です。



ですので、テニススクールでレッスンをしていても、シングルスをメインにする一部のジュニアを除いては、グリップが薄い人が多い印象があります。



ダブルスのようにボレーの頻度が高いと、その方が適している。



またベテランプレーヤーになるとフォアバックともスライスの割合が多くなります。



女子連の試合によく出る方も、フォアバック、スライス打ってネットを取るのをよく見ます。



ベテランがスライスが多いのは、コートカバーリングがしやすい、前のボールが、左右の遠いボールが取れる、



足が衰えてくると、ますますスライスの頻度が高くなると言えます。



となると、コンチネンタルグリップでラケットを持っている時間が長くなるので、そこからスライスでなくトップスピン、



ハードヒットするにはどうしたら良いか、と言う質問をよく受けるのです。



以前に、「コンチネンタルのフォアハンドはどう打つのか」と言うブログを書いた事がありましたが、

バックハンドについても3年前にこんなブログを書いていました。



私のブログも800回を超えて、900に近くなってきたので、見つけるのは難しいと思いますので、もう一度書いてみたい。



「コンチネンタルの片手バックはどう打つのか」



ちょっと前に、デミトロフバックハンドについて書きましたが、もう一度ポイントを話したいと思います。



バックハンドは動く関節が決まってくるので、フォアハンドのようにあっちこっちが動くことはなく、誰でも同じようなフォームになりやすいのですが、



このグリップだけは、他のグリップと違って見た目が変わりやすい。



大きなポイントはここ。






手首を内側に向けて相手に手の甲かみえるくらいにするのです。


これが他のグリップだと逆になる。




さて、手の甲が見えるくらいにすると肘が自然と曲がるのです。



やってみると分かりますが、肘が曲がり肘からラケットを振りだすのがコンチネンタルの特徴です。






そしてインパクトしてから腕が伸びて、振り切るためフォロースルーが小さくなるのです。


途中から肘から肩に支点が移るため、回転半径が長くなるため、ラケットスピードが減速するのです。



ジョン・マッケンローのこのフォロースルーは極端に小さいでが、



大きくてもこれくらいかもしれません。


これが他のグリップなら、スイングを始めたら初速と終速のスピードが変わらず大きなフォロースルーになる。





もちろんプラスして腕の内旋、外旋動作が加わる事も要因の一つです。


私は、コンチネンタルでバックを打っていましたがテニスコーチでも珍しい方がったかもしれません。


ベテランの方もそうかもせれませんが、昔はこのグリップから教わりました。


さて、自由の身になった今、直接皆さんにこう言ったスキルを広めて行ければと思っています。